ていうか、もうオリンピックなんかうんざりなわけだが!

 

東京オリンピック閉会式

 東京五輪の閉会式を見ました。競技内容的にはものすごく充実していて、まぁ無観客だけど選手コーチ監督関係者や審判やボランティアやマスコミなど、会場はやっぱり人が大勢いたみたいだし、世界記録も出るは日本は金メダル取り続けて、しかも世界各国に差別なく均等にメダルが渡るは、日本のボランティアは大好評だわ、良いオリンピックだっただけにやっぱり寂しいよね・・・

 ウイルス禍で緊縮した閉会式だったし、つまらなかったという意見はあるし、あれこれビデオに頼らざるを得なかった事からも、そういう意見は自分も解るけれど、やっぱり感動した所もあり・・・

 ・・・自分的には、「愛の賛歌」と「喜びの歌」とか、あの前後の一連でぶわっと泣けたかなぁ。特に愛の賛歌の所とか。いや、別に歌で紅蓮華を入れなくてもいいのではと思ったんだけどね・・・(だからスポーツアニソンメドレーをさ・・・;;)

 パリ五輪の予告も・・・ね、

 あと、ラストの大竹しのぶさんと子供たちの、宮沢賢治の「星めぐりの歌」の所が、本当、昭和30年代の東京オリンピックと、2021年の2020東京オリンピック、どちらのオリンピックの話も、ああいう風に母子や親子や(なんていうか「二十四の瞳」を想像したりもしたんだけど)で語られつづける、みたいな、そういう切ないスタンスは、本当に素晴らしいものだったと思います。

 

 こういう素のままの親子イメージ、けして豊かでもなく。でもこういう豊かでは無い日本は、もしかしたらこの後来るかもしれない。今既に来ているのかもしれない。

 けれど宮沢賢治のようにあり続ける日本、その家族、という世界への無言のアピールでもあるのかもしれない。

 

 あとIOC委員にに日本からフェンシングの太田氏が入ったって!!!!びっくり。日本人初だって!!!!おめでとうおめでとう^^!!

 橋本聖子さんの閉会挨拶も良かったなぁ。バッハ会長の挨拶は、やっぱ形式的な所はあるけれど、閉会直前のコメントはしっかししてた。まだバッハ会長は解ってないなと思える所はあるけれど・・・(日本人が今回の五輪で強いられた膨大な痛みについて)

 貧しくなってしまうかもしれない日本。・・・日本に世界中の人達がまた来てくれる事を信じて、開催された五輪のはずだから、そういうアピールは、都知事か橋本聖子代表からあっても良かったと思っているし、そういうアピールが無かったのは、それは決定的に駄目駄目じゃん!!!!とは思うんだけども。

 

 でも、あれこれ言っても、今回の東京五輪開催は世界から見れば奇跡だと思う。

 奇跡以外ではありえない。すべての競技が伝説で、価値ある無数の魂から成った伝説そのものだったと思う。

 そして、今回の閉会式もね、伝説以外ではありえない。

 

 ていうか、東京五輪そのものについては・・・総括しようかと思ったんだけど今はしません。

 ゆっくりこれからも感想とか感動とか意見とか書いていこうと思うので。そもそもパラリンピックが始まるので、総括してる余裕は無いんじゃないかな、と思います。

 

 あえて言うなら、個人的には(知っての通り人間じゃ無いけど)、自分の心を明るくしてくれる、人間たちに希望を持たせてくれる今回の東京オリンピックの連日の放送と、逆に自分を徹底的に絶望させる、10年前の僕が盗撮された画像(コラージュ)を使って僕になりすましをしたり過去のFBでの演奏動画を奪って、しかも、僕に関係ない他人を傷つけその罪を僕になすりつけようとるような悪質卑劣な偽アカウント群の問題で・・・・・頑張りもせずに僕の努力を掠め取り無にしようとする連中とか・・・

 ・・・本当にこの五輪期間の間は、僕にとって・・・人間たちに対する大きな希望と、巨大な絶望心が、同時に来たような2週間半でした。

 

 そして、あえて言うなら、下にも書いたけれども、東京オリンピックは選手たちと、この大会に参加したボランティアやスポーツ関係者やスタッフたちが、本当に大好評なほど頑張って・・・・特に今回一般人にはできなくなってしまった選手への「おもてなし」などを必死にしてくれたボランティアや飲食関係の方々や、会場施設を頑張って作ってくれた建築関係の方々、スポーツ施設やその器具など莫大な量のそれらを作ってくれた作り手の方々、が、本当に、頑張ってくれたからこそできたオリンピックだったと思います。

 頑張らなかった人々が作ったオリンピックでは無い。自粛にしても、頑張った人達が作ったオリンピックじゃないですか。自分自身で努力のできない人々が作ったオリンピックでは無い。

 (僕はね、イメージキャラみたいなのを個人的にデザインして(アスカ君とツバサ君。「Nectaful-ααα」のasuka_and_tubasa.html 参照)、なかなかレギュレーションに合わせるのが上手く行かなかったし、締めきりに間に合わなかったけど・・・。でも僕は、東京五輪の開催に批判的だった事はこれまでただの一度も無かったので。)

 

 だから、国民がみんなで五輪を成功させようと緊急事態宣言などで家にこもったり外出減らしたのは確実に五輪開催にはプラスだったんだけど・・・つまり、五輪に肯定的な人々や、特に五輪にたずさわった人達こそが作ったイベントだったんだよね。

 大事な事はそういう努力をした人々が、ちゃんと社会から(リアルでもネットでも)認められる、努力が認められる社会になる事だと思います。

 

 選手たち=オリンピアンの方々もそうだよね。このウイルス禍の中、ろくに練習場もスポンサーも確保できない中、本当に頑張った、メダリストや入賞者やすべてのオリンピアンの方々が・・・・・今後、それぞれの人生で、スポーツで世界の人々にプラスになれる事ができるように・・・リーダーシップを取ってそれぞれの国で人々を(大人から若者から子供まで)ひっぱって行って欲しい。本当にそう思っています。

 

 そして・・・一部の頑張った人達の作ったこの日本の一部だけでも、世界の人達に好きになってもらえると嬉しいと思います。

 

 (いや、総括じゃ無くて。つづく)

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