ていうか、僕の絵を買ってくれる人がいないんだが!
ヤフオクの美術カテゴリーって
ヤフオクの美術カテゴリーに、なんか額装はされてるんだけど、手描きじゃなくて印刷物とか、そういうのが多くて、それをおすすめ商品みたいなのでシステムに勧められ続けるのも辟易する。
たとえば印刷物って、つまり当時価格数千円以上の印刷のキレイな画集から、ページだけ取ってバラで額装しているようなケースで、つまり裏側は全く別の絵だったりするんだけど、そういうのを何万とかつけて売ってる人がいる。で、その絵ってこの画集からだよなぁ、とか、ボクの手元のおそらく元の画集を見て思ったりもするわけで。
本当に高額で販売された画集なんかなら、それもまぁありなのかもしれないけれど(そういう額装可能を前提とした高額画集は確かに昔からあるので)。
でも、最近は海外で作られたのか、女性の写真をそのままキャンバスに印刷して、それを絵画だという扱いで販売しているケースもあったりして。いや、写真をキャンバス化するというのは技術手法としてはありなのかも知れないけれど、でもなぁ・・・
たとえばCGイラストをキャンバス化するというのも、別にありはありだと思う。アート表現の可能性としては。たとえば高橋真琴氏の手描きの少女イラスト(新作ミニ画集がもうすぐ出ますが^^)でも、それをキャンバス印刷して販売しているお手ごろなグッズというのはあったりするし、それはそれでまた飾ると素敵なんだけど。
いや、手描き絵画をそうそう買えるお金があるってわけでもないけれど、でも美術カテゴリーで、例えば女性画とかで頑張ってそうな人の肉筆画が、そういう印刷物とかより安く開始価格設定されているのを見ると、「弊害だよなぁ」と思ってしまったりする。
つまり、別にそういうヤフオクに出ているような印刷物商品の値段は値段で構わないんだけど(キャンバス印刷とか割とお金かかるのかもしれないし)、でも、
やっぱり肉筆画は、ちゃんと価格評価されるべきだと思う。印刷物より安い開始値だったりしているのを見ると、悲しすぎる。
(※つまり、ヤフオクで売られてるそういうのは「印刷物額装品」とか「キャンバス印刷物」カテゴリーに分ければいいんだよね。アーティスト自身がそれでアートだと認識してるのをヤフオク販売するなら別として、当人じゃない人がそういうことをやるなら、それは印刷物額装品扱いで構わないと思う。作者による肉筆は肉筆、作者によるアートはアートで、印刷物額装とは完全に分けるべき。)
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