ていうか、僕は日本人をやめたいんだが!

 

選挙結果大体出る。希望のない時代再び。

そんな印象です。(随時更新)

 自分のいる選挙区からは、内閣閣僚が出ているし、比較的大臣としてはその人は頑張っていたんじゃないかと思うんだけど、全体の自民党政治自体は昔から少数者を切り捨てたり、既得権益や無数の癒着業者間で、本来ある筈の税金を使い果たすようなものだし、改革的な取り決めは近年ずっと自民党内部からではなく結局立憲や共産など外部からの圧で作らざるを得ないなどの状態なので、自民党系には入れなかった。で、小選挙区的には自分は社民の女性に入れたんだけど・・・駄目だったね。結局この地元は自民以外では公明党とか共産党が強いので。結局ここの政策理想より組織力で票を取ってしまう。というか、社民党代表自体も今回は敗北して駄目だったらしく。

 自民はもうお話にならないくらい政党として駄目だけど、野党も問題の論点が今回は駄目だと思ってた。問題点があるのに見えていない。ウイルス禍でも本当に大問題な点がどこかが見えていない。中傷問題についてもそうなんだけど、人権問題について、アプローチする視点が本当の大問題を見れていないというか・・・もちろんそういう事は自民党政治家たちには全く見えてもいないわけで。

 結局、何故自民党政治が駄目なのかというと、それが民主主義というより資本主義的にいう多数決政治のスノビズム的な多数を選び続けてきたからで、つまりは少なくとも誠実に全うに個人個人の人生を生きている少数者について、どんどん切り捨てる形で政治を行ってきたからに他ならない。つまり全体主義的な逃げ道のない現在の日本社会で、苦しい思いをしている人々は確かにいてそれは大問題なんだが、自民党も公明党も常に多数についているので、少数者は救われない、という事になってしまっている。そこをちゃんと救えているか、という視点について、今回野党がアプローチできていない、っていうのはあるだろう。(ていうか、先日から書いている今病院に入院している患者やその家族の苦しみ(不幸にもウイルス感染した人も含めて)は本当に大変なものがあるわけなんだが、そこについてのケア問題や面会の問題について、この1年でほぼ全く政治の問題にもマスコミの話題にもなっていないのは、与党も駄目なら野党も駄目だ、だからだ。

 例えば障害があって(身体でも精神でも)仕事のできない人々もいるし、彼ら彼女らの世話で人生が思うにならないっていうその家族もいる(きょうだい児など)わけだけど、そこで仮に障碍者年金がもらえていても、お金でどうにもならず結局家族がしなきゃならない事は一杯あるわけで、そういう時代でウイルス禍が来ているのに、一律給付金がたった一回きりだというのは、本当に、この国の厚生省が厚生労働省になってしまったから・・・つまり働けないものには福利厚生はしない、というような一体化をしてしまっているから、本当に辛い思いをしている人々とその家族がなおざりになってしまっている。厚生省と労働省が一体化している現在の状況には百害しかないと思う。ホームレス問題でもネットカフェ難民の問題でも一緒だけれど、結局政治を多数派視点で行うと、少数は塗炭の苦しみを強いられるわけで。

 浪人してた時に予備校で習った故・萩野浩基氏が、「政治というのは光のあたらない所に光を当てるものだ」とおっしゃっていたけれど、でも選挙で当選するのは結局多数の票を集めた議員だけという二律背反があって、そこから全く政治が抜け出せない。

 

 それと、今よく口にされる「ジェンダー平等」っていう言い方、ボクなんかは「ジェンダー平等とか、何について言いたいんだよ、そもそもジェンダーの事をあんたらそんなに解ってるのかよ」って与党にも野党にも言いたくなるけれども。(※ ボクから見ればコミケの連中とかもジェンダー問題については解ってないと思うくらい低レベルなので(そういう性的な自分の価値観で滅茶苦茶コミケの連中にいたぶられたりデマを流されたりしたので))

 たとえば夫婦別姓ってあるけど、でも仮に女性が結婚しているのに仕事上旧姓のままで、でもその女性に恋した男性が告白したら逆につきまとい扱いされるとか・・・それは別に男性は悪くないじゃないですか。男性側が知るわけが無いわけだから。また、女性がレズビアンで女性パートナーがいて、それでやっぱりその女性に恋した男性が告白して逆につきまとい扱いされるとか・・・それもひどい話だよね。男性側が知るわけが無い。ひどい話。そういう問題について、男性側を守るようなルールというか道徳が、女性側になくなってしまってるって大問題がある。これだけ少子化が進んでるのに、男性側が男性としてまともに恋愛どころか告白行動もできない時代になってしまっている。それが大問題になってしまってるってのが、与党も野党も解っていない。

 なんていうか仕事だとか結婚に類するパートナー制度の普及の問題とか、住居を借りれるかどうかとか保険の受取人になれるかとか、いろいろあるけれども、とりあえずは個々人が「仕事や社会保障面で、いかなるジェンダーでも保障される権利やそもそも人権は保障されるべき」という、まずはそこだ、というのは確かなんだけど。でもたとえばボクが「あらゆるジェンダーの人に告白されてそれでOKか」となると、そこは問題が別なわけだし。

 でも、その為に、たとえばボクなど個々人がどういうジェンダーを好きかについてカミングアウトしなくちゃならないのか?って思うよね。社会保障的な事でも仕事的な事でもそういう事だし、そういう事をいちいち問われなきゃならないのか?とか。生きてく上でそういう人権や権利のところに自分の抱える問題が触れるなら、個人がそれを外界に言わなきゃならなくなるし、そうなると絶対に人権問題権利問題は公に拡大された問題になってしまう。差別や偏見を受けずにボクがそういう問題を語る事は困難じゃないですか(基本的に内面ではQで、外的には男性で女性が好きだけど、誰を好きになるかはまぁ相手の人間性によるというか。ていうか例えていうなら井手上漠くんなんかみんな大好きじゃん?彼はあのままで構わないと思うし。)。

 それに、「平等」とか言ってたってオタクたち(腐女子とか男女限らず)は、にごった目でこっちを見て勝手に妄想してきたわけで、「平等」なんて思おうともしていないのかもしれない、って事だよね。

 

 人権とか平等の問題っていろいろあるけれども・・・例えば今でいえばウイルス感染者差別の問題も段々露呈してくるのかもしれないけれど、でもマスコミがその辺は差別が起きないように報じているから、落ち着いてるんだけど(今となっては差別なんて絶対にしてはならないわけで。だって絶対安全でなきゃならなかった介護施設からすら、感染拡大初期から感染が始まっているし、苦労している衣食系のエッセンシャルワーカーの方々がもっとも感染可能性が高いわけで、それは差別はしてはならないに決まってる)・・・自分も恋愛する上で今回のウイルスの感染経験の有無での差別はしないけど(感染中はさすがに恋愛はやめた方がいいけど、とっくに回復してるんだったら問題ないと思う)。体調や持病でワクチンを打てない人々への差別や無理解もやまほどあるわけだし。

 そういう、色々な社会保障や社会援助を必要とするような人権問題などが、今も今後も本当に山程あるのかもしれないし、それら全部がネットの中傷に脅えたような状態なんだけれど、それをちゃんと与党も野党も直視できているのか???ってのが。(10:28)

 

(随時更新)

 

コメント

このブログの人気の投稿

ていうか、女子供より体力が無い56歳無職なんだが!

ていうか、訃報乞食でメシがうまい56歳無職なんだが!

ていうか、死んでも結婚できない56歳無職なんだが!