ていうか、僕は日本人じゃないので選挙権は無いんだが!
次の衆議院選挙とウイルス禍事情
次の衆議院選挙についてなんだけど、自分はこれまでだったら立憲民主党に入れてきたわけなので、今回もそうなる可能性は高いというか多分野党に入れる事になるとは思うんだけど、今回は政党はともかく個人への投票がなかなか難しい気がする。
ウイルス禍について自公政権は、いわゆる定額給付金を10万円一回配っただけで、それ以降が全く無かったので、自分はその意味では全く評価できない。ウイルスに対するワクチンの配布もはっきり言って遅かったし。ただ問題はそれだけではなくて、例えばエッセンシャルワーカーに対するケアもそうだけど、指導が、感染拡大の点で行き届いていない点が大きい。
例えば自分の知っている某医療関係者の方(割と都の病院系の感染対策側の中では仕事も色々なさってる人だ)に電話で直に聞いた所、以前のアメリカでの老人のCOVID19ウイルスでの死亡者は9割近くが大体養老院の医療ベッドで死んでいる、との話などがあるくらいで、そもそも体があまり健康的でなかったり認知症だったり活発に動けなかったりする年寄りが「不特定多数と接触」なんてのは日本ではデイサービスやショートステイなどにも使われる介護施設がもっともその可能性が高い(日本ではそこがアメリカの養老院に相当する、という意味)。
なのに例えば特養がショートステイなどやっているケースではなぜか施設に常に入居している場合は施設のスタッフや入居者老人はワクチン接種が義務化されているのにショートステイで宿泊する老人にはワクチン接種が義務化されていなかったりする。しかし感染原因がショートステイ側の老人ではなくて、スタッフや入居者老人側がワクチン接種していても今回のデルタ株のように無症状感染(微熱は出るし感染力もある)してしまったため、逆にショートステイの老人(例えば持病でワクチンを打ちづらかった人)に感染させてしまう、という事にもなったりしているわけで。
つまり、こういう介護施設のケースの場合はスタッフや入居者がワクチンを打って当人は重症化しなくても、無症状感染になって他人に感染してしまう事にはなるわけだが、それに逆に気付きづらくなってしまう。たとえばそういう盲点について、スルーされてしまっている。つまりワクチンを打っている側の定期的な無症状感染チェックがもっと行き届いていればとか、そういう場所でのトイレ掃除や送迎車輌の除菌などはワクチンを打っていても入念に、とか、そこの指導がどの程度できていたのか?という疑問がある。
(※ 現行のワクチンでは、(以下デルタ株(インド株)の場合)重症化は防げて、飛沫接触は9割感染を防げるが、対面接触(濃厚接触)だと5割は感染するわけなので(無症状感染)、つまり、ワクチンを打っていても感染するし人にも移す。そこを絶対忘れちゃ駄目なわけで。)
また、例えば病床確保の問題についても、例えば新型肺炎などウイルス感染症が回復しても、体調がもちなおさず、別の病気が悪化して結局入院が継続してしまうケースもあったりする。しかし手術など外科的医療対応が感染症を怖れる現場では限られる(主に投薬が中心)わけなので、たとえば悪化した持病についての医療対応すら後回しになってしまったりする。そういう目にあった患者の人達が病気を悪化させて長期入院になるのはある意味当然ではあるんだが、そういう人達に対する入院費用など金銭的ケアをどうすればいいのか?などの問題があり、だからといって彼らを早く病院から退院させろ、というのも問題だし、何より一般病棟での面会が今のように全面謝絶も多い病院ばかりだと、たとえば全くウイルス感染と関係ない入院患者が重症化して、しかし家族と面会もできずに生きる気力をなくして病気が悪化してしまうケースも多いわけで。
患者が色々な意味で重度(持病の重さや認知症の重度など)で、来院した家族が陰性であるという判定が抗原検査やPCR検査などでできるなら、ある程度は家族を面会させる事を病院に義務付ける事はできないんだろうかとも思う(抗原検査ペンなんて最近はドラッグストアで1600円くらいで売っている)。しかし現状はどこの病院もほぼ面会謝絶で、一般病棟の一般入院者ですら重度の患者はやっぱり家族には「死んで対面」という事になる。例えば病院内で患者と親族がモニター面会ってケースもあるけれどそれすらかなりの予約待ち状態らしい。・・・・つまり患者さんの病状の重さに応じて面会可能なように決める事はできないんだろうか?って事なんだが。でも今の自公政権だとその辺はほったらかしで、多くの入院患者が死ぬまで家族に会えない現状だ。政治がちゃんとしているようにはとても見えない。
いや、色々な努力はしているんだと思うけれど(しているのは間違いない・・・んだが)、感染者を怖れる人々に向けてのアナウンス的努力が多く、実際現在(一般の病気も感染症も含めて)入院して闘病している多くの入院患者さんたちとその身内の為の政治努力なのだろうか?と思う。一番不安に日々を過ごしているのは多分、全ての入院患者さんたちの方なので。やっぱりその「退院できなければ死ぬまで会えない」という現在の状況を政治はどうにかすべきなんじゃないかと思う。というか絶対に感染しない面会法、とか、その方法論が確立できないものなのだろうか?
医療的にはそういう点を早期に手早く解決してくれる政権が、次の政権には望ましいと思う。(随時更新)
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