ていうか、テレビアニメは無料で観られて気楽なわけだが!
ルパン三世PART6の辻真先回と押井守回
ルパン三世PART6の辻真先氏話と今日の押井守氏話見ました^^ どっちも面白かった!!(笑)
辻氏担当の3話は、大陸横断鉄道を模したミニ列車が走る大富豪の敷地内を舞台にした話で。・・・なんていうか氏は、コンクリートレボルティオのサザエさんパロの謎生命体家族の話でも思ったんだけど、現在89歳と思えないほど発想が若くて!!というか、なんていうかいきなり古き良き時代の活劇映画的なアニメが展開してて(笑)。で鉄道オタク的話でもあるという。いわゆる列車モノ映画みたいな話なんだけど、それがなんというかミニ列車を題材にした(笑)・・・ていうか不二子のお色気とかもものすごく抑制されてたり(ラスト洒落が効いてたなぁ^^)、物語を作るルールが割と60~70年代の活劇映画活劇映画に沿ってるんだよね(笑)。それにしても箱庭鉄道ネタなのに、割と活劇アクションがあったりして、そこがなんというかルパンっぽい。物騒な発言はあるんだけど、割とソシアルで品のいい話で(笑)。でもキャラクターがそれぞれ活躍するので面白いっていう、そんな話でした。
押井氏担当の4話は、前半がタイトルからも解るとおり、いわゆる殺し屋が集まる食堂を舞台としたシチュエーションネタだったんだけど・・・なんていうかまだ見てない人の為にネタバレは避けたいんだが、イントロからハードボイルド系声質の人が会話しまくるという、でほぼほぼ前半は仮面劇、という、なんていうか全編で通すといわゆるパワァコミックス版ルパンを地で行くような(※自分がルパン系で持ってる単行本ってやっぱ最初期のなのだが。あとは後年描かれた「ルパン小僧」はかなり好きだが)、ハードボイルドのフィルムノワール映画を見るような・・・・で、何よりモンキーパンチ氏の原作漫画を彷彿とさせる話でした。なんていうかでもキャラやモチーフ(ヘミングウェイ等々)の扱い方は「ぶらどらぶ」に近かったよね。近いんだけど、結果はかなり違うという。
セリフにキレがあって面白かった。なんていうか押井氏担当分では第1話にあたるので、今回は再構成するにしても原典に忠実にやってみたよ、というような話で。つまりなんていうかここで原典的ルパンを投げてきた、って感じの話。ただ後半の解説説明はちょっと長かった。その分、ちょっと終盤間際の逃亡者が逃げるシーンは表情とかビジュアルが欲しかったかなぁ。でもラスト3人は「らしい」シーンだった。五右衛門を何でこの話数で出さなかったのか、あとで押井氏にどっかからインタビューとかあるかも。
(PART5のラストが一周まわって原作の「ルパンの顔は素顔ではない」をやってくれたので(たぶんPART5のラストを全ルパン三世の完結話にしてもいいと思うのだが)、その後の原作回帰的話数なわけで。)
辻氏も押井氏も、まだ今回1ローテーション目って印象なので、パート6の今後が楽しみです。
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