ていうか、古いものほど価値があると思い込んでいるんだが!
痛いのがやばい古い弦
ネットに古いギターの弦が出ていたのでまたしても試しに買ってみた。
今回のはサビだらけらしかったので、本当に資料目的。
フェンダーの昔の弦と、シェクターの昔の弦、らしい。どちらもエレキギター用。
到着してみたらやっぱりサビがすごい弦が多くて・・・そのまま弾いたら手を切りそうだった。
で、前から書いてる通り、フェルナンデスFST-60は発売時に試供品でフェンダー製150-XLの弦を付けていたようなので、フェンダー弦を試しに買ったわけで。で、1弦なので.008だよな・・・と、使えそうなものを選んで弾いてみたんだけど、やっぱりコーティングが経年でほぼ落ちきっているので、完全にノーコーティングのライト弦の音になっている・・・;音にパワーが無くて軽すぎる。
で、試しにこれならどうだ!!えいえい!!と、011の弦に変えてみたんだが(ギブソン型のギターならたぶん011が1弦で正解なんだろうけど)、やっぱりノーコーティング化していて、たぶん2弦と全く同じ太さなので、地味な音しかしない(笑)。弦の太さって重要なんだなぁ。009~010くらいが合うのかもしれない。今回はちょっと失敗だったかもしれない。シェクターのはサビ進行し過ぎだった。
ていうか古過ぎる(笑)まんまだとたぶん絶対に指を切る。とりあえず、除菌ウェットティッシュと接点復活スプレーでゴシゴシしてサビを落としたのを、上記ギターに張って弾いてみた。
一応弦別の包装紙袋を見た所では、フェンダーのこういうギターに合いますよ、って事らしくって、この画像のストラトキャスターのヘッドだけを見る限り、70年代フェンダーの弦だったらしい。経年過ぎる。コーティング落ちて当然だわ・・・
で、なんていうか音のきらびやかさは無いんだけど、かなり正確に音は出てるようなので(文字通りの枯れた音。本当に枯れた音。でも指切りそうでびくびく)、金属の質的に全くダメってわけでも無さそうで。つまりノンコーティング弦として使う分には使えなくも無い弦もある、と。で、上の紙袋どおり、Tarregaの紙袋と兼用なんだよね。つまりアコースティックギターの弦にも使える、ってシリーズだったらしくて。エレアコやフルアコセミアコにも使える?スパニッシュ系って事?(※ギブソンのES335って、エレクトリックスパニッシュギター)
とりあえず、資料的意味で買ったわけで、必ずしも弦の質的に古い弦なら何でもいいわけじゃ無いって事はわかった。
ギブソンの昔のコーティング弦は割と使えるのは確かなんだけど、今でも使えるかどうかってメーカーによるんだろうなぁ。あと、たぶん某ギター関係動画の人が使ったビンテージ弦がすごいっていうのは、あれが「ハイファイ弦」だったからなんじゃないかと思う。ハイファイ弦が出たのって、自分の少年期記憶からいうと70年代か80年代頭頃の事じゃなかったっけ?ハイファイ弦はすごくイイ音がするんだよ・・・・・当時的に群を抜いてた記憶がある。(親戚の誰かのウチにあった気が。誰だっけ;)
でも今の世の中で、ビンテージのハイファイ弦を必ずしもゲットできるわけでも無いだろうしなぁ・・・難しいよね;・・・それこそ再生鋼を使っている現代からすると、昭和当時のちゃんと新品鋼から作られていた弦で、しかもハイファイって、弦としては最高のものだったのかもしれないなぁ、と思います。
(※ あ!でも上の画像の.030のニッケルワウンドの弦の色味はまじでビンテージ感があって渋いよ!!!!まじでガンメタ(笑)。男を感じるよ!!(笑))
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