ていうか、「シン・ウルトラマン」すっげー楽しみなんだが!

 

シンウルトラマンの公開日決定

 「シンウルトラマン」の公開日決定らしく。5月13日らしいんだが、13日の金曜日らしく・・・うーんキリストを殺す気満々だな・・・なんていうかなー(悩む)

 まぁそもそもエヴァでも何でも旧ガイナックス系→カラー系の作品というのは反キリスト教的というか神様なんて信じてたまるかというか神殺し的なテーマ主張になる事が多い・・・というか、神などいないというよりも、神がいれば殺すみたいな主張が強いというか。むしろそういう結果になるというか。エヴァンゲリオンだってそうでね・・・エヴァって作品が出てからもうネット検索で旧約聖書の「アダムとイブ(=エヴァ)」の検索結果のエヴァなんて日本では全くろくに検索ヒットしなくて、出てくるのは片っ端からゾンビホラー的巨大人造人間であるエヴァンゲリオンの方じゃないですか。・・・本当に聖書をしっかり読んでる人々から見ればひっでーアニメなんだけど(笑;)。だから、聖書モチーフがあるとしても、別にキリスト教やユダヤ教やぶっちゃけ神様や天使を大事に思ってる作品ではないからね、エヴァンゲリオンは・・・。所詮結局エヴァンゲリオンってのは「使徒は人類の敵」という洗脳をアニメファンやオタクたちに対してしている作品に過ぎなかったわけなので。

 結局は破壊や爆発のカタルシスなくして何の特撮か、って人々が作ってるわけだからなぁ・・・・破壊のカタルシスに酔うべきでは無い、ってのはボクの主張は一貫して昔からそうなんだけど、でも破壊や爆発などが好きな人は好きなわけで・・・

 

 まぁあの人たちの作品にはそういう所があるし、そもそも大スポンサーのバンダイはアニメでも特撮でも破壊シーンのある作品なくしては玩具売れないよって思ってるメーカーなわけで。・・・成田亨のカラータイマーのないウルトラマンをモチーフにした・・・と言っても前に色々書いた通りだし。うーん(特報2のスペシウムのシーンのウルトラマンの表情は良くないと思う。ていうかシンのCGの可動時プロポーションは全体に間延びし過ぎだと思わないですかそうですか)

 (追記: で、特報リピートしてみてるんだが・・・結局の所、完成版がどうなるかって事でしかないよなと思う。

  一貫してボクが暗くなってる理由として・・・キャッチコピーに「そんなに人間が好きになったのかウルトラマン」というセリフがあるなら、基本的には今回の映画ではウルトラマンの死まで物語にする可能性があり、まぁ必ずしもゼットンが殺害するのか他の怪獣が殺すのかそれとも人類がウルトラマンを見殺しにするのか何らかの事情で死ぬのか判らないんだけれども。(なんというか今後の現代的でリアルな特撮って大震災以降の自然災害とか原発災害をイメージベースにせざるを得ない気もする)

 つまり、この成田版のカラータイマーのないウルトラマンは、映像化は今回が最初で最後である可能性が高いんだよね。

 最初で最後だからという事でバンダイや円谷プロが折れた可能性があるというか。それでもバンダイがらみのマーケティングなどの点で結局ウルトラマン中心の怪獣バトル特撮映画というスタンス自体は折れられない、という可能性はあり・・・

 でも生前の成田氏(やボク)としては、カラータイマーのないウルトラマンこそがエヴァーグリーンであるべき姿だったわけで、まぁ一般の人々が他人事と考えるならばどっちもあっていいのかもしれないが・・・・つまりそこから物語を派生できる可能性、だけでなく特撮美術的な色々な実験可能性は先生も考えつつ、でもそれでも結局ウルトラマンの墓まで作る心境になってしまったわけだし。まぁ全部が全部成田スタンスだと息苦しいというのは理解はするけれど・・・

 ・・・その、今回限りなんだろうな、という 悲しさ だよね。結局ボクを支配してしまうのは。公開が終わった後に、やっぱり終わっちゃったな、って思うだろうな、というその種の・・・。・・・で、今回限り、であるならば、もっと出来る事はあるのかもしれない、という点、そこがボクから見ると全部できてるかどうかわからない、やっぱり懐古趣味になってるのかもしれない・・・などの理由で忸怩たるものがある。

 たとえばボクがウルトラマンを撮るのなら、いわゆるデジカメのマクロレンズ(モード)撮影のような機能で特撮スーツのウルトラマンを撮る事で人間の視点と遠近感を再現するとか・・・そういうのはしたくなるし。でもCGだとそこも結局CG再現になってしまうわけで・・・・。というか、たぶん今回の映画でも「仮想カメラのレンズの使い分け」などはされてる気配はあるんだけど、ボクだと多分「どういう視点なのか、誰の視点なのか」を考えてしまうとも思うわけで。

 (※12/15 4:21 追記: ↑つまり上は、シンゴジでも巨神兵でもシンエヴァでもシンウルトラでも、戦っている舞台がおなじでキャラが違うだけみたいな、セットの作り方使い方撮影の仕方にならないように、すべきだよね?って事。で、それは懐古であるべきではなくて、何で昔はああ撮ったのか?って事でさ・・・

  つまりゴジラは巨大である事自体が恐怖だから、視点が映画の観客の恐怖を覚えるもので構わないんだけど、ウルトラマンは子供たちのためのヒーローだから、子供がウルトラマンと一緒に大きくなって大怪獣を一緒に倒せればいい(気持ちとしては。ちなみに当時意識的には中学生以上がウルトラマンと一緒に巨大にならなくても別にいい)。だからウルトラマンの変身後のカメラ視点は、その為のカメラ視点なわけじゃん。子供たちがウルトラマンと一緒に怪獣をプロレス的に倒したくなるような。でもウルトラマンに対して、怖い怪獣を撮るように撮ると、ウルトラマンまで怖くなってしまうわけで、確かにそれを今回のスタッフは少しは(かなり)やりたいんだろうけど、それは小学生以下の子供を置き去りにする可能性があるわけで・・・そこなんだよね。成田氏的には子供にトラウマを与える怪獣ものは避けたかった筈なんだけど、今回のメインスタッフはやっぱりウルトラ系のちょっと青少年向けのトラウマ作品に影響受けちゃってるスタッフ陣なので、やっぱり大人の懐古趣味に寄り添ってしまうのかもしれないから・・・。少なくとも確かなのは、成田氏はウルトラマンを怖いヒーローにしようとは全く思ってなかった、って事で。まぁAタイプマスクは不可抗力で「怖くなってしまった」んだけど。で、巨大な存在同士の戦いの怖さにこだわり過ぎると、幼児にとって怖い作品になってしまうでしょ?そこが問題なので・・・それを面白さとかでどうカバーするかって事なんだよね。難しい問題だから簡単に答えが出るわけは無いんだが)

 

 でも、今回の特報2で、ウルトラマンの大胸筋の上のしわが、筋肉のシワ(宇宙人の)のようになってた点は少し安心した・・・んだが。あの土煙の中のウルトラマンの姿は、確かに無条件にカッコいいし美しい絵だとは思う。

 何にしても樋口氏らスタッフがどれ位のウエイトをこの作品にかけるか次第だよね、結局。 12/15 2:10~18)

 

 ※※ カミナガシンジという名前については・・・まぁエヴァンゲリオンのシンジとかぶる名前なので・・・と思う所はなくはないけれど、オリジナルウルトラマンのハヤタ隊員の本名がハヤタ・シン=早田進なので、音感的にはつながりがあるので。要はドラマに独自性があってキャラクターとしてスタンドアローンでオンリーワンになっているなら、名前が一緒とかいうのは多分忘れると思う。(2021 12/15 2:25)

 

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