ていうか、オミクロン大流行してほしいんだが!

 

オミクロン株による第6波は確定だが、コミケ等は開催らしい

 オミクロン株の市中感染者が国内で確認されて、大阪でもあちこちでも東京でも・・・って事になってるみたいなんだけど、もう既に手遅れの感があり、前はあれだけテレビに出っ放しだった尾身氏もデータが割と安心めに見えるからか先日の記者会見では強めな言い方をしていなかったんだけど。

 でも多分もうオミクロン株の第6波ははじまっているし避けられない。理由は簡単で、オミクロン株感染者の実数は、つまり見えていない無症状感染者(他人に感染させるが症状はない)の人々が極めて多いと思われるからだ。

 というよりも、つまり、簡単にいえば、

 

 仮に新型コロナウイルスに感染したと解っていても、オミクロン株かどうかを調べる手段が無い、から、実数が低めに出ているだけなのだ。

 

 これは第5波の時の事を思い出しても解ると思うんだけど、つまり、いわゆるCOVID感染(コロナ感染)をしてしまったと解っていても、たとえば今感染判定で市中では主流の抗原検査では、何株なのかは全く判明しないのだ。

 感染者で無症状や軽症では変異株PCR検査は行ってきていない。少なくとも今まではそうだった。

 というか今でもコンスタントにン十人ウイルス感染をしているけれど、それらのほとんどが仮にデルタ株なら、結局デルタ株だって感染するしさせる広がる状況は、いまだにまだ続いているわけで(それは各一般国民の各自体調と抵抗力による、って事だ。そして一概に病人と年寄りと妊婦の抵抗力は落ちる)。

 

 感染しているかどうかは解るけれども、たとえばデルタ株かミュー株か?などは解らない。で、普通感染者は軽症だと10日間の自宅療養になってしまうだけなので、感染株がどういう株なのかは、つまり、軽症では再検査もしないので判らない。中等症の1でも5波の時は自宅待機だったかもしれないのでわからない。つまり、ここ最近まで「感染しているけれど何株か?」の検査をするのは、つまり中等症で重め以上の呼吸困難状態にある感染患者で、入院か療養施設入りした人々だけなのだ。

 で、5波の時はどうだったかというと、つまり「多分この市区町村の人々はもうデルタ主流なのでデルタ株」という判断で済ましていた。

 

 そしてそもそも「オミクロン株かどうかの検査」は、「変異株PCR検査」という、今までとは全く別のPCR検査でなければ見つけられない。

 だから・・・つまり、オミクロン株かなどのそもそもの●株判定のための「変異株PCR検査」をする能力は日本全体の各自治体の病院でも検査施設でも検査キットでも、まだ普及していない。

 感染者数が出ても無症状では株を調べたりしない。軽症でも多分調べない。

 それがオミクロンかどうか?などは、少し重い人でなければ調べようとしていない状態が続いている。だから実数が少ないだけなのだ。

 

 それではオミクロン株の実数は少なめに出るしか無いわけで、確認されたのは、それはもう色々な確認され得る条件がそろったから確認された、という事でしかなく。

 つまり市中にオミクロン株はもう広がっている。中等症でもかなり大変だし、ワクチンを打てない人々も数多くいるんだが。

 でも年末のコミケなど各種イベントは開催されるわけなんだよね。ワクチンを2度打ちしていようが接種証明書を持とうが、感染はさせられるしさせる、それを0にはできないのに(←デルタ株の場合)。

 

 つまり、イベントだけでなく、経済を回す事のために、もう色々な所があきらめてしまったんじゃないか、という気配すらある。

 

 第6波は確実に来る。問題はそうなった後の世界(身体的抵抗力弱者があきらめられ見捨てられる世界)を覚悟する事ができるかどうか、って事でしかないのかもしれない。

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