ていうか、僕の中ではバットマン=マーベル系なんだが!

 

仮面ライダーBLACKのYoutube

 最近のネットのバッシング問題で、80年代の「仮面ライダーBLACK」の南光太郎を演じた倉田てつを氏について、悪口を延々言っている連中がいたんだけど、Youtubeで旧BLACKの各話ネット配信がほぼ半年続いて(次が最終話)、それを見ていたライダーファンの人たちは「倉田氏は評価されて当然の事をしていたから評価されていたんだ」と解ったと思うんだよね。やっぱり倉田氏の作品にかけた努力は尋常ではなく、しかもそれを2年も続けていたわけで(本当は3年目もある予定だったが、M事件のせいでオタクバッシングになり、オカルト傾向の強い特撮という事で2年で終了になった)。

 それにしてもビルゲニアの死&シャドームーンの復活~EP党少年隊→ビシュムバラオム退場→ライダー死す→クジラ怪人により復活「激闘!ダロムの死」までの流れはすごい。自分的に納得できない所は結構多いが(この物語の最終話は特に)。

 なんていうのかな・・・BLACKの作品全編通してのライダースタッフが言いたいテーマって、「激闘!ダロムの死」に集約されているような気がするんだよね。人間は完全に悪にはなれないし、怪人も完全に悪にはなれない、っていうような。(ボクはもうちょっと厳しいシビアな考え方なんですが・・・子供向け番組としてはこれでいいのかな、と。実際そういう考え方の方が幸福に生きられるのかもしれないし。

 あと、仮面ライダー原作の石ノ森章太郎氏は、生前に、倉田氏が商業系高校卒だって事で、ライダーBLACKのイメージやロゴを使った商品の開発と販売は生前に許諾していたはずなので(これは雑誌にも珍しいケースだったので載ってた筈)、その後それが取り下げられたって報道は自分は聞いた事がないんだけど、とりあえずそういう事があったんだよ、という認識を特撮ファンはしておいた方がいいと思います。(そんな事実は無かった!!と言い張ってる連中がネットにはいるんだけどそれはその連中が、倉田氏叩きを正当化したいだけだから)

 

 で、新作の「BLACK SUN」が来年のネット配信公開予定で作られてるんだけど、でも西島秀俊氏などのクラスが南光太郎役をするっていうのは、つまりあのクラスの俳優さんじゃなくちゃ倉田氏の南光太郎を超えられないんだよな、という事でもあると思う。そういう意味ではやっぱり倉田氏はすごいのだけど、今回の新作は光太郎が孤軍奮闘な話になるかどうか不明なので。ていうか光太郎と信彦の俳優的年齢差ってどういう意味でこうなったのか解らないんだが。

 というかドラマが違うのだから超えるも何も別のドラマという事になる、というか、最近のライダーシリーズの俳優変更っていうのはバットマンやスパイダーマンとかを意識しているんだろうなと。定期的に新作を作って定期的に俳優変えをするみたいな。いわば俳優に対して版権側のアドバンテージを確保するみたいな意味あいがあるのかな、マーベル系の方も。

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