ていうか、僕の父親が死にかけてるんだが!

 

最近特に思う事。


 最近特に思う事。なんていうか、今までボクが暮らしてきて思う事は、結局、ボクのような比較的高IQ(ネットのテスト形式でもムラ(最低で125〜最高で160くらい)はあるけど。やっぱり手元に紙を置いて考えた方が高い点がでる。富山県思考大会79年で県内10位内)なのに、日常的性格が割と善良で優しい、でも子供の頃から転勤が多くいじめも多く、なかなか人と深く関わる事ができなかったりすると、世の中のいじめ気質の連中のはけ口にされ続けてきたし、生きづらさは本当に感じてきたんだけれど(正直、生きられない。昭和ギフテッドとしては…下働きとして雇うには、職場問題の色々な事に気づきすぎるのだ、指摘しなくても。周囲は楽しく適度になまけて仕事をしたいので)。

 それでも、ボク自身がこういう自分で居続けられたのは、多分両親が徹底的に善人というか善良以外の何者でもない人だからなんだろうと思う。ウチの両親にはそもそも、性格的に悪意というものがまるで無い。

 なんていうか、今まで母親がそういう人だというのは解っていたんだけど、実は父親もそうで…子供の頃はめっちゃ厳しかったが…でも、なんていうか、父の場合は自分自身ができる人で、仕事社会順応もできるし、ちゃんとチャンスをつかめた人だったから、努力すれば何とかなるという主張が強かったんだよね。

 だからボクは父を厳しく感じてたんだけど、でもそれ以外に、やっぱり父親も徹底的に善なる人だったんだな、と。いや最近になって、父も優しいし実は茶目っ気もユーモアもある人だったんだ、でも戦後体験者だし父親だったからなんだな、というのを特に思うようになって。…なんていうか母も言ってるけど日常における正義感でも社会人としての正義感でも本当に強い人で……仕事上でも日常でも人生からしてそうなんだけど。…それ以外に例えば、若い頃から時代劇や土曜ワイドや刑事ドラマやアクション映画など好きで(シュワちゃんなど好きだった)でも、父はどの作品でも正義側というか、善の側からしか物語を見ないんだよね。絶対に。悪の側にも理屈がある、とかそういうのは、でもそんな事するのはだめだろと言って、善の側に立って物語を見ている。だから勧善懲悪ものが好きだったんだなぁ、と。見たあとスカッとしてぐーぐー寝れる作品が好きで。仕事がら、色々な境遇の人々と父は出会う事が多かったので、そういう色々な人がいる社会を解った上で、勧善懲悪作品が好きだったんだよね。人生の多様性を職業上解っている人だった。

 つまりその、父の場合、善でしかないというか、たまに厳しい事をいうのも気付いていないだけだったり時代が変化したからそう思えただけだったり、でも結局は善良な側として生きつづけるしかない父親なんだよなという。そういう意味では…まぁ母の精神性について自分は日本の八百万の神々の中では上位の神様で結婚後のマリア様ってこんな感じなんじゃないかなみたいなものだと言った事があるけれど、父も、日本の八百万の神々に例えればやっぱり上位の神様なんじゃないかと思っています。二人とも頑張ってボク(や弟たち)の両親をしてきたわけで。

 でもやっぱり、父は割と民間社会肯定派だったんだけど(考え方がハイソサエティとは違う)、やっぱり社会のゆがみで(ボクもだが)とてつもない努力をさせられてきたんだなと思う。それでも父さん自身は仕事で数多くの人々を救えると信じていたし多くの人々を救ったと思うし(転勤中の関西は激務でかなりの人が退職後割と早くなくなってる)、仕事上の生徒にも教えていたし、結局はボクらを育てる上での正義感や善良さの意味で、立派な父だと思っています。何より、父と結婚しなければ、母も優しく善良で居続けられたか解らなかった。子供たちにおもちゃ売りにフリマに行くのもよく手伝ってもらったなぁ……。若い頃からの闘病も含めて、ボク的には父ほど頑張った男(父親)ってのは世の中にほとんどいないと思います。



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