ていうか、家に居場所が無くて古本市に行ったんだが!

長期史観に立ち過ぎる危険性

 今日あちこち中古イベントに行って、その中で昔からのヨーロッパ戦争史に詳しい人たちがいて、色々勉強になったんだけど。とにかく各民族にいわく因縁や恩讐や恨みやあれこれが多すぎて頭がパニクるくらい。ウクライナ、ポーランド、スラヴ民族、どこにもいるユダヤ人、そしてロシア、まるでオセロのように攻め手が変われば味方も変わる。きりがない。で、解ったのは、過去からの戦争が続き過ぎているとそう簡単に恨みを忘れて腹を割って話すというのもかなり難しいって事。

 つまり、戦争を本気で止めようと思ったら、長期史観は敵なのだ。目の前で起きてる戦争犯罪が罪ならそれは罪だ、と。また、万一、親ロシアにもジェノサイドが行われていたというならそれも罪だろうけど。でもいまはあまりに先祖の罪に遡行しても仕方が無い。いつか解決する目標で武器を納めるのが一番だと思うんだが。


 (※ ………つまりボクが言ってるのは、オセロをして勝敗を決める事は無数の人々がやるけれど、その試合でのコマの動きを逆回しで最初まで巻き戻して手で動かせる人はいないでしょ?って事。ボクでも無理。将棋ではできる人いるけど。

   つまり、戦争で誰がどう戦略を立て誰が実行してこうなった、を完全に逆戻しに取り返しをつける事は誰にもできない。できても数手戻るくらいで、1手も戻せないかもしれない。大局は戻せても命は帰らない。

   先に進むその一歩、銃弾一発の取り返しは誰にもつけられない。まずそこを全軍人、全兵隊が自覚すべき。

   例えば12万人の子供たちを今帰せるなら返すべき。  23:25)


 (まぁ、取り返しが付かない事を兵隊が戦場で悩んだら死ぬんだけどさ、作戦動かしてる奴らがそれも解らないほど軽薄なら、そんな軍隊は地球にとって迷惑だよ。  23:51)

 

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