ていうか、「シン・ウルトラマン」のチケット代がねん出できないんだが!
ウルトラマン初稿(ベムラー)彫刻フィギュア現状。
10数年前に作った「ウルトラマン初稿」彫刻フィギュア。
ウルトラマンがテレビに現れる前の、成田氏がデザインした最初の姿です。
自分のサイトにも載せてますが(「Mo-Cute」のGeocities当時記録中心の方=lecto-000.readymade.jp/man_0.html)、今こんな感じです。あとでそちらにも更新すると思います。
表面はあいかわらず、T.R.Iのマン彫刻ソフビを意識したサフェーサー状態ですが(笑)、顔の部分はダイヤカットの屈折を意識したカラーですね。角は金色。なんか光線が出そうな所なので。
本当は今回、オリジナルの科学特捜隊基地デザインの外観のモデルになった、八王子市内の大学セミナーハウスの脇にこのフィギュアを持っていって撮影しようと思ったんだけど・・・・あそこは撮影に予約事前許可が必要だったり撮影許可料が必要で!!(@▽@)
別に商用じゃなければいいのではとも思ったんだけど、めんどくさいのが嫌なので電話かけるまでも無く自己却下しました(笑)
マン初稿は作ってる人が圧倒的に少ないので、撮影したら良い写真になると思ったんだけどなぁ・・・
( マン初稿・・・成田氏は8~90年代に、当時の業界側から有形無形の圧力をかけられてて、それで自己のデザインしたウルトラマンを「ウルトラマン」とすら書かず書けず、絵を個展展示する時のタイトルでも「マン」とか「宇宙人M」とか書いていました。
だからボクもページタイトルを、当時の成田氏の気持ちを知る側として「マン初稿」としていますが・・・つまり「マン」なんだよね。成田氏にとってのウルトラマンはあくまでも「男」。男か女か解らないキャラクターでは無い。ジェンダーレスに見えても男を想起させる意匠は別の所に出る、もしくは精神姿勢に出る、ってのが、成田氏の想定するウルトラマンです。まぁそこは「シン~」も大丈夫だとは思うんだけど。)
このデザインについては基本的に、成田氏所有のウルトラマンに使わず引き上げたデザイン、に該当するので、現在の版権自体は成田流里先生に該当する(円谷プロの版権では無いデザイン)んですが、まぁそもそも彫刻作品として作ってたので。ガレージキットにする予定も無しだったし、キットにして欲しいという意見もこちらには来てないので、ガレージキットにしなかった感じです。
今だったら判らないけど、要は版権取るとしても「成田夫人・青森県立美術館」のフィギュアなんだよね。「シン~」が決まる前までにワンフェス当日版権でガレージキット販売するのに円谷プロの当日版権を取るとかは成田生徒のボク的には絶対にありえないので。(いや、別にボクは新マン~80も、ティガやマックスやメビウスやZも好きなんだけど、そこはボク的に筋通すべき所なので。)
背丈は丁度700円当時のウルトラマンソフビと同じで17cm前後。直立立ちなんだけど若干、左右対称ポーズでは無い。その方が動感を感じるので。
角を太くしたのは、この角はデザインそのまま造型すると成田氏が嫌がるかなと(宇宙人の角じゃ無いと言いそう)思ったのと、太い方が折れにくいと思ったからです。肉眼で見るとそこまで太くないんだけど写真で見ると目立つな・・・塗装皮膜の分だけ太く見えてるのかもしれないが・・・
太もものパターンが腹部に比べておおまかなのは・・・レッドキングと同じ、スケール感を出す為ですね。太ももを大きく見せるためにアレンジしました。
でもこうしてみると17cmサイズ末期のウルトラマンソフビって出来がすごくいいんだよね。そもそもウルトラマンのフィギュアはどれもこれも出来がいい・・・本当に、無数に作られてるからメーカー側に経験値があり余ってるのは当然で。
一応この記事、カテゴリーとしては、「Nectaful-ααα創作ログ」って事にしてるけど、基本的にこれはあくまで成田亨氏デザインを、弟子扱い生徒のボクが個人的に立体化したものなので、ボクのデザインでは無いんですよね。かなりアレンジはしているけれど(背面デザインがそもそも無いし)。いわばボクが「総合芸術(多人数による芸術。映画やアニメや舞台演劇など)」を芸術として認めるなら、芸術精神だとかそういう精神は色々こもってますが、個人芸術作品では無いわけなので。
だからこのフィギュアの製作ページは「Nectaful-ααα」じゃ無くて、コレクション紹介サイトの「Mo-Cute」の方に設置してるわけね。(ボクの作った作品ではあるけれど)
「シン・ウルトラマン」はボクも見に行く予定ですが、初日は用事があるので行けません。でも割と早めに行こうとは思ってます。「トップガン・マーヴェリック」は死ぬほど楽しみなんだが、あれの公開よりは前に行きます。
成田氏が作りたかったウルトラマンとは違うと思うけど、ウルトラマンが大好きな人々が作ったわけだから、その好きな気持ちは信じて構わないと思うので。大ヒットするんじゃないかな??
まぁボクはよそ者なので、自由な気分で見に行ってきます(^^)
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