ていうか、僕が「シン・ウルトラマン」を観に行けない事実は変えられないんだが!

 

神変の金色

 シン〜に出ているウルトラマンの元仲間ゾーフィ(バンダイからフィギュア発売発表につき情報解禁って事らしい)が、モデラー兼成田コレクターの館長氏が持ってる「ウルトラマン神変」デザイン画の金と黒(実際は濃いグレー紺)からカラーリングが来ているんだろうな、ってのは誰でも気づく所で。でも庵野氏は成田新ヒーローの「ネクスト」の金と黒から来ていると言ってるらしく。まぁどっちにしろ成田氏作だけど。

 ちなみに館長氏所有の金黒ウルトラマンの絵には、最初個展展示された時から「ウルトラマン神変」のタイトルが付いていたのはこないだ書いた通り。設営手伝ったので。


 でもあの絵って90年頃、一回だけしか展示されてないし、ネットであの絵の金黒のカラーリングのウルトラマンの絵があったと書いたのって、ボクが初稿マンフィギュアのページの最初の頃に700円ソフビの金黒塗り替えを画像載せたか、館長さんのMy博物館ホームページの原画画像くらいだけだった筈で。あの頃から考えれば、神変のカラーリング、有名になったよなぁ、と思う。みんな知ってるじゃん。

 

 でボクと恩師の成田亨氏との思い出話なんだけど、成田先生がボクに話してくれた所によると、金は嫌いな色というか、扱いが難しい色、なのだそうだ。もっというと先生によると「あの太った仏像の金色!金満に見えるじゃないか。品がない」とか言っていて(先生が好きなのはブッダの苦行像であのがりがりが真のブッダだという…それも極端な気がするが;)。

 つまり、どちらにしても、先生は「金」という色を扱うのにかなり悩んでいたんだと思う。色合い的にも(多分当時の通常プラカラーの金色とかじゃ無いんだと思う)。その後にウルトラマン神変の絵を個展で展示発表したのでかなりボクはびっくりしたんだが…

 つまり、館長氏所有のウルトラマン神変の絵の金の色合いやラインの色合いは先生が「品があってこれならOK」と思える色選択とカラーリングだ、って事になる。ウルトラマン自体の性格にもよるからなのだろうか?あの金はシャンパンゴールドなのかな。でもネクストでは割と濃い金も立体で使っているが。


 な、わけなので、館長氏がホームページや画像サイトで神変原画を公開している今となっては、ボクももう一体、より正確な神変塗りのウルトラマンフィギュアをカスタム塗りしたいな、と思っている。前のは記憶だけで塗った急造カスタムなので。(色味の記憶が正確じゃ無かったのはたぶん、道玄坂のあのギャラリーの出入口際の展示だったから、光量が足らなかったのではと思うんだ……)

 (※ あと、全然神変ウルトラマンの話題に関係ないけど、成田氏はセブンとマイティジャックの美術監督を両方してるので、つまり多忙過ぎる時期だったって事で、円谷を退社した理由全部がセブンがらみというネットの書き込みは違うと思う。作品も作りたかっただろうし。 5/24 4:06) 


 (※ で、ボクの場合は金は割と好きな色なんだけど、それも使うかどうかはモチーフ次第だし、先生の影響で、これはどういう金色にするか?ってのは割とこだわります。むしろ好きな金色が使えるようになってから金色が好きになったのかもしれない。同

15:08)

 

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