ていうか、地上波アニメしか娯楽が無いんだが!

 

この後ダンスール1期とCue最終回!!

 東京地区ではこの後1時過ぎから「ダンスダンスダンスール」と2クール続いた声優アニメ「Cue」の最終回で。それぞれすごく楽しみ(^^)。

 

 まぁダンスールはいじめ的描写が後半控えめになったので見続けられたというのもある。自分的には、ロンドンもパリオペラ座もウィーンもあるのに何故に主人公たちはロシア目指す??という点に引っかかりながらの1クールだった気がするんだけど(まあそこは原作者さんの趣味としかいいようが無いわ)……ボクの手持ちの海外バレエ学校関連本もロシアは無いしなあ…。やっぱりキリスト教がロシア正教の国のバレエは厳しすぎるというか、日本の子が目指すには鬱屈する印象があって。で、やっぱり主人公も紆余曲折じゃないですか。きっとその方がドラマにはなるんだけど。

 いや、バレエはね…海外では寄宿学校に入って生涯そっちに進む覚悟で、ってのは確かに当たり前だから、この主人公のように中学に通いながらバレエってのは、一刻一刻海外の少年少女より遅れるわけで。そこはやっぱり、日本とは違うんだよね、どこの国も。世界編になったら、その辺のもどかしさ消化されるのかな。とりあえず中坊なりの青春を体験する方が主人公には大事なのかもしれない。

 あとはやっぱり、「プリキュア」や「ゾンビランドサガ」監督のアニメ作品って事で、すごくすんなり見れたのが良かったです。で、サガは映画が待っているのだった……


 (※ ダンスール最終回見た。ボク的にはバレエをするならロシアを目指さなくてはならないなんてのは偏見では?とずっと思ってきたし、そういうのって言わばアカデミズムに近いものがあると思っているので、純粋にバレエシーンの良さと、三角関係モノとしてみてきたんだけど、良かった。少年少女の14歳頃の恋愛の一杯一杯感は出てたと思う。前半の浜辺でのバレエからのシーンは…色々と感動したし共感した。(ボクもボク自身の作品を評価しようって人にはなかなか会えないし、など色々)

 でも主人公の及川を選ぶという選択はなんというか、単に流されてるだけに見えるけど(笑; だってお前子供の頃に感動してたのはコンテンポラリーじゃなかったんかーい?!…っていう…)。なんていうか、前半もなぁ、切なかったが…認知症の祖母をただホラーキャラみたいに描くのはどうかと思ったけどね…筋的には、「コーダあいのうた」に近い視点もありかと思っただけに。

 やっぱり完全燃焼できたのは、このアニメの2期は将来に考えると今のウクライナ対ロシア情勢ではほぼあり得ない(現時点ではあってはならない)からだろうね。それだけに完全燃焼という感じでした。こういう完全燃焼の形は不本意だろうけど、仕方ないね。


 あと、ボクの自論だけど、美というものの残酷さやそのヒエラルキーに過剰に魅せられた人々は、本質を見失い身を滅ぼすと思う。でもまぁ、現実にバレエをしている少年少女たちがそこまで行くにはまだまだ先の事なんだよなぁ。 6/20 22:45)

 



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