ていうか、「知っての通り」と言いつつ誰も知らないんだが!
某AIイラストメーカーがβ版提供を停止
AIイラスト生成「mimic」、β版の全機能を停止 不正利用などの課題を改善次第、正式版をリリース (ITmediaニュース)
という事らしくて。確かに駄目だろうなぁ・・・
そもそも「mimic」って、擬態の意味だろう?・・・と。
本来の用途は、イラスト版権者が版権所持するイラストを複数枚UPすると、AIがその作風を解析して類似のAIイラストを描いてくれる(アニメキャラ絵など)というものらしいんだけど。それが規約ルール化されていたにも関わらず、それを破って他人のイラストを勝手にUPしまくって似たキャラを作らせる奴らが出たようで。それでβ版公開後あっという間に公開停止となった。
完全にネットユーザーのリテラシーが崩壊している事が証明されてしまった形。もしくはギリギリセーフにするためかもしれない。大問題が起きる前に、という考えかもしれない。
なりすまし被害に会い続けてきた側から見ると・・・・そりゃ他人が他人の絵の解析に使うケースどころか、なりすましで「新作イラストです」などと利用する為のAI絵を作る連中まで出てくるんだろうな、とは思うので。
しかも正規版ではイラスト版権者の確認をするとか言ってるけど・・・ボクが思うに、たぶんそれも無理なんじゃないかな、と思う。
知っての通り、ボクなんかSNSで何度もなりすまし行為をされてきたわけで。pixivでもtwitterでも今はFacebookでもなりすまし連中が偽アカウントを横行させてきた。Blogspot系の偽ブログなども。
つまりはなりすまし連中が、一瞬でもなりすまし側アカウントをSNS上に成立させてしまっていると、おそらく正規バージョンのmimicですら、SNS連携してホンモノと判断し、AI絵を生成してしまうって事だよね。で、作られた贋作絵はネットに延々残ってしまう。
それはだめじゃん!!
イラストから作風を解析したAI絵はつまりは他人が作れば贋作だし、贋作を作るAIは贋作幇助というか、海賊版製造罪になると言っても差し支えない。
まぁボクのイラストからAI絵を作っても、AIの作風認識上、結果は滅茶苦茶になるだろうと思われるので関係無いが・・・
つまり、それぞれのイラストレーターの確認をするのに、公式ホームページやメールアドレス上での人力確認は絶対に必要だと思う。SNSで確認しようだなんて甘すぎるし何も考えていない証拠。
本来の用途で使われる分には・・・と思うけれども、自分が描く今後のキャラクター予想図を、AIに出してもらう昨今の絵師って・・・・一体何なんだろうか。いや、遊びならまだしも、しゃれにならなそうなので。
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