ていうか、エリザベス女王が存命中の間、僕は無職の童貞だったわけだが!

 

エリザベス女王の葬列

 エリザベス女王はボクが子供の頃に丁度来日して、子供ながらに、きれいな女王陛下だなぁ、と思った事を覚えている。その頃にはまだ女王にも若々しさというか可愛さがあったんだよね。ところがずっと冷戦は続いていて、その後、イギリスの業とも言えるようなフォークランド紛争があり、アイルランドとの戦前からの対立もあり。意思の強さ揺るがなさは誤解もされるし誤解する元にもなる。

 ダイアナ妃の結婚式など明るい筈の事もあったりしたけれど、さすがにあのダイアナ妃のなくなった事故(離婚後だが…そもそもイギリス国教会は昔のイギリス国王が離婚したくて作られたキリスト教派なので……)の時は自分もイギリス王室に対してはかなり怒りを感じていたと思う。

 その後、国民や民間への姿勢を変えざるを得なくなったエリザベス女王、というのはよく言われる所だけど、実はそういう変わりゆく時代との相克は王室だろうが民間だろうがあるもので……。つまり、家族に新しい時代が来て自らが古い世代になりゆく時に、王族貴族であろうがどういう姿勢でいるべきか?どういう夫妻や家族であり続けるべきか??ノブリスオブリージュを体現しながら……というような事を、世界の王族貴族一族の大代表として示した事が、エリザベス女王の晩年の、一つの使命のようになってしまっていたのかも。日本の上皇陛下や上皇后陛下もだけれど。

 晩年に酷い戦争がなく、比較的平和な時代を女王が生きられたのには、それは当然、女王自身の力もあった筈だと思う。

 

 それでも、これだけの人々が見送るなら十分女王も幸せだったろう、と思うけれども……やはり今回の他界は例の病気の感染で寿命を縮めてしまったからだとしか思えないので……。この病気を甘くみてはいけない、と。そこは本当に大事な事だと思う。

 多くの不幸な人々との共感の後、女王は他界したんだな、とも思う。

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