ていうか、朝ドラ大好きの無職童貞なんだが!
2022.10.01 Saturday
ちむどんどん最終回!!
ちむどんどん最終回、とても良かったです。
何ていうか、このコロナ期に沖縄を半分舞台にした、しかも沖縄本土変換50周年の朝ドラをやるって、大変だっただろうなあと思うよね。でもこのドラマは頑張ってやりきったなぁと。そして、なんていうか色々と、涙するシーンが今週は最終回まで多々あった。
いや、あっさり描いてて客観的には…ってなっちゃうシーンは確かに多々あったんだけど、結局のところ、沖縄の人々や沖縄出身者の方々ってこんな感じ!!!!ってちゃんと伝わってきたので。
フォンテーヌオーナーとお母さんのシーンも良かったよねぇ…暢子が東京に出てこなければ、二人も出会えなかったわけだし。お母さんの妹について判明する場面で草刈氏が出てきたり、舞のシーンは本当に良かったなあ。沖縄ちむどんどん開店直前、麺が到着しなかったためにみんなで麺作りをしたシーンは、やっぱり朝ドラヒロインはこういう機転がきかなきゃ!!って楽しくなれたし。
歌子が病に伏せったシーン、海の向こうのニライカナイにいる父親に兄妹で叫んで助けを祈るシーン(いまや沖縄映画監督で有名なゴリ兄がタクシー運転手で出てたりまもる氏の過去が言及されたり)は……やっぱり家族ってそれぞれの家族の個性があって、変わらないのが良くて、それはそれで素敵だなと思ってしまったりしました。歌子長生きしてマジ良かった!!ていうか母親も長生きだったなぁ…
ラストも大団円だったねえ……賢秀やお姉のみんなの孫たちが子供時代キャスト総出演だったのも良かった。コスモバンド吹いた(^^)。孫娘にプリキュアヘアーの子がいて吹いた(^^)
結局、このドラマって、沖縄の過去や事象(悲劇も含めた)を殊更に描くんじゃなくて、沖縄の家族たちの心だけにどんどんフォーカスして行きたかった作品だったんだな、と思いました。
確かに戦時戦後の悲劇は数多いし、加害者といえる内地の視聴者には想像もできない事が多々あって。…でも、沖縄返還50周年記念ドラマは、おばあちゃんになった優子の誕生日がそうであるように「おめでとう!!」であるべきだ、っていうのが、多分脚本家やスタッフの意地だったんだろうね。朝ドラの限界があるというならそこはNHKが別のスペシャルドラマでやればいい事だから。だから心の面にどんどんフォーカスしていったんだろうなと。
で、やっぱりこのドラマはNHKにとっての実写版プリキュアポジションみたいな朝ドラだったと思います。どっちも朝8時台放送番組だし……結局は主人公たち家族や人の命を大事に描いていたというのが。命を大事にする事は人生を大事にする事からだよな、と。
ラストはみんな若い青春の姿で、暢子はやっぱりシークワーサーの少女ですごくさわやか。みんないつだって若々しい気持ちでいていい。優しい沖縄の子供たちの、気持ちよいさわやかな朝ドラでした。(いや、それで問題無いでしょ(^▽^);)
テレビ番組
コメント
コメントを投稿