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 2022.11.17 Thursday

X68000 Z、モニター募集開始らしい

 「X68000 Z HACKER'S EDITION」のモニター募集スタート。今後のロードマップも公開 (Impress Watch)


 8~90年代のパソコン界で一世を風靡したシャープのパソコンX68000の、注目の小型復刻バージョン「X68000Z」のハッカーズエディションがモニター募集開始されたらしい。


 ボクもパソコンはX68k(略称。ぺけろっぱーとも呼ばれる)だったので興味はあるけど、モニター資格はプログラム開発経験のある人って事なので、遠慮した方がいいかもしれない。ボクの場合はX-BASICから画像変換系ソフトのプログラム→コンパイルをしていた程度なので。(あとはCG画など)


 


 ていうか、X68000の場合は、通常初心者用のプログラミング言語であるBASICから、C言語に自動変換、マシン語にコンパイル、そこからxファイルと呼ばれる(笑)実行ファイルにできる所が最大の特徴だったと思う。まぁつまりBASICだけで済ませてしまうと中身はさっぱり・・・って事でもあるんだが(一応「Oh!X」は毎号買ってた奴なので、ソースをまんま打ち込んでパソコン内のプログラムや曲目を増やすくらいはやっていたんだが・・・あと「電脳倶楽部」の付録ディスク買ったりとか・・・)


 (ていうか、そのBASICから実行ファイルまで持っていける、って所は、最近のマイコンプログラミングに割と通じているかもしれない。間違いなく先進的だった。)


 


 で、その程度なので自分はハッカーズエディションは泣く泣く辞退するしか無いかなぁ、みたいな感じ。これでも徳間書店の「テクノポリス」誌のモニタープレゼントで、ゲームのモニターは何度もやってたりしたが・・・ゲームのデバッグのモニターとパソコンのプログラマー方向のモニターとでは割と全く違うので。


 


 ていうかX68000って割とユーザーからのフリーソフトやツァイトのZ-STUFF PRO68k(約6万5千色中輝度ビットをマスクに使うので半分の3万色以上に対応でかなりフルカラーに近かったが1ピクセルが横長なのでなかなか自分には苦しかった)やバージョンUP分のおまけについてた「PRO68k XVI(16色描画用)」みたいな描画ソフトがあったから楽しく色々使えた。けど、基本的にオリジナルのゲームキャラを造れるスプライト機能などを(X-)BASICからでも使えるというゲーム製作パソコン的な部分が大きかったし。


 というかX68000の現代のパソコンへの貢献って、専用に当時使われていたPICファイル(稲妻走る、あれ)という画像圧縮技術があるんだけど、その延長にあるのがJPEGファイルらしいので・・・つまり今日本中のみんなが使ってる画像圧縮技術の大元になってるのがX68kのPICファイルなんだよね。


 あとはOh!Xの付録ディスク(大体5インチフロッピー)についてた「SX-WINDOWS」も、当時海外で流行り始めたウインドウ系ユーザー表示システムを、はじめて日本のパソコンで導入した例で。そういう意味で日本のパソコン史で特筆すべきパソコンはある。


 


 つまり結局X68000 Zも、ゲーム製作できるBASIC、というX-BASICなどの側面や、あまり自分は使わなかったけど音楽製作的機能がフィーチャリングされるのかな、などと勝手に元ユーザーとして想像していたりする。本当に復刻するなら割と盛りだくさんな機能が満載なんだけど・・・


 


 それにしても時代は流れるよねぇ・・・ボクの持ってるEXPERTⅡ HDでもハードディスク40MB程度だよ・・・それでも使いきれなかった。今40MBなんて画像ですぐ消えるじゃん・・・ねぇ?(^_^)


 とりあえずX68000 Zも楽しみです^^


(※ ていうかX68000の非圧縮ン万色イラストなんて5インチフロッピーにイラスト2枚しか入らなかったもんなぁ。


  とりあえずユーザーズマニュアルなども当時のが復刻されたりするんだろうか? 16:01)

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