ていうか、アニメにマジになる55歳無職童貞なんだが!
2022.12.27 Tuesday
でもガールズバンドアニメについて思う事
「ぼっち・ざ・ろっく」は大好きで、そもも「けいおん!!」も好きだったし、「バンドリ!!」もひと通り見ていて、「覆面系ノイズ」(ヒロイン以外バンドメンバーは男子)など、も見ていて、いわゆるガールズバンドアニメは昔から大好きなんだけど、でも昔から不満に思ってる事があって。
それは、「どうやっても音が男の演奏」だって事だった。けいおん当時からそうなんだけど。ボクだって子供の頃から音楽を聞き続けてきたわけだし、男の演奏だ、位は素で判る。それはいつも疑問しか感じてない。でもなんとかアニメの演出や歌詞でそれを忘れながら見ている。耳的には劣化ギリギリなんだが。
また、「女の子たちが主人公なのに、彼女らが追っている(憧れている)プレイヤーがめっちゃ過去からの男達」というのも、なんだかなぁ、で。ボクとかは20歳前後が、CBS-SONYの全盛期に相当するので、例えば「プリンセスプリンセス」とか「SHOW-YA 」とか「ZELDA」など、本当に激ウマな女性バンドの演奏は見て来てるわけじゃないですか。
もっというなら、各学園祭やライブハウスでならしてる女子バンドの音と比べてもアニメの女子バンドの音傾向は違うと解るし。BTRでは少し女の子風には聞こえたが。
だから、そういう世代側からすると、ガールズバンドアニメで実際に流れている音や趣味は、やっぱり女子っぽくない、と思ってきた。男というかお兄ちゃん以上世代のための傾向というか……そっち趣味に都合よくなっちゃう傾向がある。今の世代の通な女子たちが80年代後半のガールズバンドに憧れてないのっておかしいしね。(つづく)
で、女の子がバンド、というより音楽をやるなら、そもそも楽器に対してから身体が若干小さい事が演奏上のネックやコンプレックスになったりもするわけで、そもそも指の力や腕の力が弱いとベースでもドラムでもパワープレイはできないし(足の力的にバスドラも音が少し一杯一杯感になったりワンバス無理でツーバスになったり。ワンバスならすごいなとなる)、リーチが足らないならリーチに頼った奏法はできないみたいな。つまりテクニカルな演奏だったりコンパクトなフレーズで、でも広がりをどうやって出すかとか、エモさでは男子たちに負けないぞ!!みたいな事になったり、まぁ色々だけど、だから、やっぱり最初に女子初心者が憧れるバンドは、女子バンドのプレイヤーなのでは?と思ったり。
うーん…女子が好きになるのはやっぱり男子…なのか?好きな男性バンドのコピーから入るから??その辺、わからないんだけど (4:49)
でも、「ぼっち・ざ・ろっく」でも、演奏シーンの作画モチーフになる演奏をやってるモーションアクターさんはみんな女性で、しかも本当に曲のギターなど楽器を弾けるようになってから演じたらしいから、それはものすごい事だなと思うわけで。できる範囲でリアリティは追求してるんだよね。
で、大体のバンドアニメって、声優さんが演奏できるようになってコンサートで頑張ったりもするし、結局。
単にスタジオミュージシャンに女性が少ないって事かもしれないんだが。あとやっぱり男性バンドファンをアニメのファンに取り込もうとすると、演奏テクがどうとかややこしい事をいわれがちだから、上手い人が曲演奏しなくてはならなくなるわけで(そこも、BTRの中盤ライブの1曲目ってわざと破綻寸前感が出てたり、うまかった。リアリティ追求!!)
要は、こういうアニメのガールズバンド曲って、常にどこか女子っぽい一杯一杯感があるべき、なのだろうか。行き過ぎるとしんどくなるけど。
ガールズバンドアニメって、色々考える事が多いよねー……(5:04〜07)
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