ていうか、演奏できないゴミシンセなんだが!

 2023.01.19 Thursday

ステートバリアブルVCF完成。


ステートバリアブル型VCFが完成しました(画像自由基板の上半分)。これで4VCFです(スタイナー、ダイオードラダー、元のトランジスタラダー)。

 電解コンの定格値やチップ名の無い回路図からですが、なんとか完成させられました。

 入力にVCOからメイン波形三種、加えて別入力を入れると色々効果を変えられます。音が少し小さくなってしまったんだけど、ハイパス、バンドパス、ローパス各波形が出ます。

 ・・・・いや、これステートバリアブルなのか?なんか違うものではないのか?とかちょっと疑問もあるけど、ミキサーに入れると3種類違う音は出てるし、それぞれに個性が出るので楽しいです。

 後からRay Wilsonさんの本の方に、このOTAチップ(こっち(12V)の説明書の終盤にある別回路に出ていたので、なぜか先に買ってた)を使った別のステートバリアブルVCF回路(9V動作)が出ていて、この回路の場合のOTAチップへの電源供給のやり方はオペアンプと違うらしいって予感不安もあり、チップへの電源供給を上のスイッチで+-入れられるようにしたんだけど正解。Ray氏の本どおりだった。+を入れるとシンセがハングで再起動しなくちゃならなくなる。・・・その辺元から書いておいて欲しかったなぁ。

 でも音は味わいあってすごくいい!!

 

 計3出力を同時に下のスタイナーに落とす予定だったんですが、自動でパンと3出力を入れても、あまり意味が無いような気がして、結局中では結線しない事にしました。逆に、ミキサーやスタイナーなどに好きなラインからパッチングできて、ミキシングの結果に対してVCFやADSRをかけられるので。とにかく、4VCF作ると音色数の広がり感が最高です。

 ・・・だけどさ、なんかリード線で裏側配線したからか待機電圧高いらしくて・・・上の剥き出しの可変抵抗に指を近づけるだけで「ヴヴヴヴヴ・・・」と音が変調する!!

 ハンドパワーです・・・・・いや、そういうものかもしれないけど・・・(元々上にスイッチをつけたのも待機電圧を減らすためだったりしたんだが・・・)絶賛感電中・・・・

 

 4ノイズ、4VCFで、かなり基本状態より出せる音が増えてきた。元のともうかなり違ってきていて。

 ただ、VCFはこの辺でいいかなと思う。これ以上増やして効果を重ねても音がにごったり重くなったりするのかなと。この辺の数ならまだキレイな音なので。

 どちらかというとキレイな音が得意なシステムなので・・・・ >Ana●●g2.0

 

 次はVCOかEGを増やす予定なんですが・・・実はこの間、山下シンセのスイープジェネレーターを回路組んでこれにつないでいきなり失敗してて(どうもボクの方はADSRのトランジスタが逝きやすい)・・・5Vでも反応するように抵抗値を変えて、なんか音が変化するようにはなったんだけど極めて微動で。やっぱりこれは、もう1ラインVCO、LFO、EG、VCAまでのラインを作ってやるものなんだろうな・・・と

 その前にノイズトースターとの連携をもっと密にできるようにしたいんだけど(サンプル&ホールドはノイズトースターの方が強いので)、ノイズトースターは9V駆動なので、12V電源のこちらをコントロールするのは難しい感じ。

 ・・・そりゃ、大きな電圧の方が小さい電圧をコントロールするよね、普通・・・

 

 (そうなると結局別シンセ回路を組む可能性もあるんだが(一応もうひとそろい基板セットは持ってるけど)

 ・・・実はアンチログ回路用の温度補償抵抗を複数コ買ったんだけど、それ1.8オーム前後で、つまりARP型のアンチログ回路に使うのに近いらしく、うーむとなってる。入手できた事はすごく嬉しいので多分1モジュールはARP型を作ってみると思う。あとはリングモジュレーションかなぁ・・・

 (でもステートバリアブルとスタイナーで擬似リングモジュレーション的な音は出せるようになってる。若干ARP系っぽいよ!!モーグっぽさもあるけど。 ^^))

 

 ※ ちなみに、ARP2600やodysseyのアンチログ回路に昔から使われている旧型トランジスタを検索してみたんだけど、高いわ売られてないわで入手を現状諦めてます(トホホ)  (15:11)

 DIYシンセサイザー(音楽)

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