ていうか、地上波しか観られないんだが!

 2023.01.26 Thursday

クラシックTVバッハ特集

 クラシック系が好きな人なら小学生から大人まで見ているEテレのクラシックTVだけど、今回は音楽の父=バッハ特集で、30分とは思えないすごく充実した回だった。なんと収録スタジオの中に大きなパイプオルガンを入れてしまう熱の入れようで!!これはすごい。


 パイプオルガンの仕組み的に、例えば引いているキーと同時に何度かずらした発音ができるとかがあり、また、バッハといえば平均律発見やフーガ作曲者の頂点として、知られていて。それらが教会音楽とともに広まったのは、やっぱり戦乱の多いヨーロッパの歴史の中で平和を尊ぶ祈りあってのものだろうなと思った。すごくいい放送だった。


 確かにバッハといえば古典音楽だけど、それは弾く側の感性でどう演奏しても発展させても可能、っという印象も感じた。近年の演奏ってやっぱり新鮮感を大事にしているよね。




 ちなみにバッハと言えば、シンセサイザー音楽にも極めて関係があり、世界でも最初期にシンセサイザーミュージック中心で作られたアルバムは知られている「スイッチドオンバッハ」といってバッハの名曲群のシンセサイザー音楽化だった。


 確かに、今DIYシンセサイザーを弾いていると、可変抵抗でピッチをずらしたりできるからフレーズの移調は楽だし、1つのキー押しで同時に2音以上発音させる事もパイプオルガン同様可能なので、シンセサイザーにはバッハ曲は合っているんだと思う。




 そこから富田勲氏などがもうシンセサイザーを買うしかない!!と決意してモーグⅢcを購入し、ドビュッシーの「月の光」のシンセサイザー化音楽を作ったり、その「月の光」を聞いて感動した方がいつしかローランドの808を作ったりしたわけで。やっぱりシンセサイザー曲にもバッハ音楽はつながっている。バッハって偉大すぎるのでとらわれると大変かもしれないけど、自分なりに楽しく向き合えれば幸せを感じられる曲が多いのかも知れないよね(^^)




 で、その影響からアニメ特撮主題歌なども、シンセサイザー導入されるようになったり。


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