ていうか、ゴミシンセ増やしたんだが!
2023.02.03 Friday
VCO、2個目なんとか。
自作DIYシンセの音階発音装置であるVCO(ボリュームコントロールオシレーター)は、2個あると同時に別音程の2音出せたりもっと楽しい!!って事で、某サイトに回路図が載っていた、「Arp Odyssey 型VCO」というのを作ってみた。昔からシンセサイザーやってる人のサイトので、回路図自体はその人がアレンジしたものらしい。なんでArp型かというと、先日も書いた通り、入手できた温度補償抵抗が、1.89KΩで、Arpがアンチログ回路に使っているのに近かったから。
何とか機能的には完成したんだけど、ボクのはさらに回路の部品定格値をかなり変える事になってしまった。その理由は、自由基盤に例によって部品の導線を生かす形でハンダ付けし過ぎたので、待機電圧などが変わってしまい、回路図通りでは色々難しくなってしまったから。要は回路図じゃなくて、ボクの自由基盤への部品の取り付け方による。そもそも回路図の温度補償抵抗は1.8kΩジャストだし(温度補償予定回路では無かった)。
で、最初から、大体ピッチがずれないのは、2オクターブと書かれてんだけど、頑張ってあれこれ試した結果、大体上に2オクターブ半、下に2オクターブ半、なんとか使えるようになった。そこは温度補償の紫外線レジンも使用して頑張りました。ていうか今回トランジスタマッチングが決まらなくて……初めて使うトランジスタなんだけど、テスターでのNPNとPNPの価が泣けるほど揃わない。30個ずつ買ったんだけど。見切り発車だからなぁ……改善余地あるよね!!
で、ハモらせると、確かにArp2600やオデッセイみたいな感じ!!クロスリングモジュールなしでもかなりの金属的なハモりなんだけど。本当のArp系の音に詳しくないけど、割と良いです?
(※ 金属的変調の類はしばらくこんな感じでいい。……セッティングしている時に、教会の鐘の音みたいな効果音が出て、それを今日は再現してみようかな。やっぱりモジュールを増やすと出せる音色も増える。 9:11)
(※ というか、動画サイトなどでメーカー製アナログシンセサイザーの音を聞いてて思うのは、メーカーのってやっぱりイイ音を複雑な設定無しに比較的簡単に出せるようにしているんだな、って事。というか基本でイイ音が出せるようになってるし、メーカーの個性が解る音になってるんだな、と。
DIY シンセ作りや演奏ってのは、多分その個性探しの旅的な所があり、どんな音でも出せるけど、そのダイヤル設定やモジュール設定の音を再現するのが割と困難でメモは欠かせない……本当に面白いけどね。そもそもが不安定だし。 18:28 )
(※ で、今回のVCO2個目(Arp Odyssey 型)が5〜6オクターブ出せる現状で……でも、MIDI信号用に使ってるショルキー1も、2オクターブ半+上下移調で2オクターブ、ピッチベンドをオクターブ設定して更に上下2オクターブだから、合計しても最大6オクターブ半しか出せない(※たぶんDIYシンセに対するオクターブ設定は無効)。だから5オクターブでも全然使える。 18:37)
DIYシンセサイザー(音楽)
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