ていうか、庵野秀明が羨ましい無職なんだが!
2023.02.20 Monday
シン仮面ライダーかぁ…
シン仮面ライダーなんですが、仮面ライダー(1号2号時期)って作品のテーマ的には、自分は原作者の石ノ森氏の描いたコミック版及び石ノ森氏がOKを出していたテレビ版のテーマが絶対で、それ以外に対しては付け足しだったり蛇足だったりだ、と思ってるんですよね。伊上脚本に対してすらそういう所はあると思うので。
ていうか仮面ライダーのテーマってやっぱり語り尽くされていると思うんですよ。コミックもしくはテレビもしくは石森氏のコメントで、もう大体語られ尽くしてしまっている。
だからシン仮面ライダーがどういう今でいうリファインをされていようが、それは現実の石ノ森氏(石森氏)がチェックしていないしできないんだからより良くなってるとは限らない。BlackSunや成田氏金城氏不在のシンウルトラマンや同じですね。だから自分は現時点ではシン仮面ライダーにはテーマ面では全く期待していません。まぁ昨今の商業作品のテーマが駄目駄目なのは、ニチアサでも角川がらみの全作品でも各社作品でも変わらないので。そもそもボクは商業作品にテーマを期待していないので。
ていうか商業作品のテーマって信頼できないでしょう。ウルトラマンは集団の社会的絆が賛美された、ライダーでは集団が敵だから。雑にいうと。
で、集団が敵の作品をテーマにするなら、もし自身が帰属した集団が絶対悪だったら?というテーマ視点を提示できなきゃ駄目でしょう。で、なりすまし偽アカウント群を意図的放置しているニコニコ動画やYOUTUBEやGoogleやFacebookなんてボクの視点云々抜きに言い訳だらけの実質巨悪なんだけど、そういう視点価値観を持たせられない「集団が敵作品」は、テーマが大義名分化しているだけで、実質駄目な集団に駄目と言えない勇気のない作品、でしかない。
で、元々ライダーの場合も、最初の敵がクモ男やコウモリ男で、要は海外のスパイダーマンやバットマンの動物ネタを敵にしたような仮想敵にしたような所から始まっているから。敵にしなくていいのに仮想敵にするような作劇論とか。元がそこなわけでー……だから過去の作り方にこだわっても、ましな作品にならない可能性はあるんだよね。
ただ、自分は仮面ライダー旧1号=本郷も2号=一文字も緑川ルリ子も好きなキャラクター(実写コミックともに)なので、かなり早期に映画館に行くとは思います。
で、監督やスタッフやキャストみんな仮面ライダーが大好きな事は決まっているので、どちらかというと、その好き度ファン度を見たい感じです。
ていうか、現代社会に対する新しいものの見方を、年長者の作った特撮やアニメに期待するなんて事を若者層が考えてたら、若い子たちが腑抜けになる一方でしょ。そういう事を繰り返してきた作り手たちばかりだから、商業作品ってもう駄目なわけで。
そういうテーマじゃないんだよね、元のライダーって。
(まぁボクはギフテッドなので、みんなにボクの考え方に合わせろとは言わない。最初から無理なので。でも本郷のIQなんて600とか言われてるからなぁ…(笑))
(※ つまり、新しい敵の概念を次から次に提示しているエンタメ側やマスコミや警察が必ずしも正しいわけでは無いし、その敵が悪な場合もそうでない場合もある。
コウモリのウイルスやクモやサソリやハチの毒は確かに怖いが、故意に暗闇に寄らない限り日本でコウモリには出くわさないし、ミツバチも普通は生涯で1回しか毒針を使えない(スズメバチは何度でも刺せるが)。自然の生物が常に人間を虎視眈々と襲うわけでもない(蚊は迷惑だが)。で、逆に人間のペットの犬だって狂犬病になれば人間をかんで次々と狂死させる。
対動物に限らず、現代人の「怖れ」って、割と理由や危険度から考えていなくて雑だよね。 19:16〜26)
(※ シンウルトラマンはテーマ的にというかテーマの描き方的に駄目な作品だと思います。自己犠牲がテーマの真ん中に座ってるんですが、ならあれを見た純粋無垢な子供たちが「自分も自己犠牲できる大人になるんだ」と思わせる事は戦時中の歪んだ愛国教育と同じであり、本来子供に対して要求したり教えてはならない事なんですが。しかし、そもそも自己犠牲しろと子供に要求したいわけではない、とエクスキューズを大人が言わなきゃならない作品(しかしそれが作り手の無責任な主張でもありえる。単体な映画ではわからない、副読本を見ても解らないかも知れない)は、テーマの描き方が断じてなってないという事です。(というか、最も純粋な精神を最も死地に乗り込ませかねないテーマ思想は駄目だ。…まぁ以前酷いアニメで純粋な美少女がラストに暴力団に乗り込むみたいのあったけど。あれが現実なら男の集団に性的な意味でまわされ乱暴されて終わり。美少女じゃなければ助かるかもしれないけど、美少女だったらほぼ助からない。無茶な勇気を美化するアニメや特撮は、子供や少年少女が見る作品としては断じてゴミ屑なので。)
それにウルトラマンをリメイクする側は他者先達の作った作品を好きにしているわけなので、自己犠牲をしているわけではないですから。その他諸々の理由で、ボクはシンウルトラマンのテーマの描き方は特に子供に対して駄目だったなと思います。子供に考えさせるにしても、間違いな結論に踏みこませかねないテーマ描写法は駄目だという事です。 22:54)
(ならヤマトはどうなのか、と言われれば、ヤマトもかなり駄目なのかも知れない、と思います。ただ、シンウルトラに比べると、孤立個人に自己犠牲性を強いていない(ヤマトクルーみんなで闘っている)から、まだマシ、という事です 23:00)
個人的日常
コメント
コメントを投稿