ていうか、またゴミシンセなんだが!

 2023.02.28 Tuesday

モジュール製作つづき^^


最近作っている自作シンセ用のモジュールです。回路図は例によってあちこちから。基本的に今は12V用で行く所まで行ってみようと・・・


 


 下段左がちょっと前に作ったVCO。Arp Odyssey系の回路らしく、まん中のアンチログ回路のトランジスタがコンプリとメンタリのセットになっている。もともと2オクターブくらいしかチューニングが合わない回路だったようなんだけど、抵抗値など変更してなんとか5~6オクターブ分チューニングが合うようにした。もう少し行けるかも?(上の方の半固定抵抗は抵抗最適値予測用で発音には使ってない。)


 音は結構いいんだけど、でもいくらArp系を参考にしたらしい回路とは言っても、発音はやっぱり違う。なのでアンプや周辺モジュールなどの電子回路を色々見なおしたり、色々作ってみて好みの音を模索するのが正しいのかなと。


 リングモジュール用にVCOがほしくて2個目として作ったんだけど、最初のとは回路自体が違うので綺麗にハモらせる事はしづらい。なのでこれの定格値が出たら、同じのをもう1コ作って3VCOにするかもしれない。


 


 上はまた別のサイトに乗っていたLFOで、ちょっと変則的な波を作ることが出来るはず・・・なんだが、指定の2.2μFコンデンサーが今手元になくて、仕方がないので470nFのコンデンサなどを5コ直列にして無理やり2.2μ分にしている(爆笑)。もうちょっとしたら到着すると思うんだけど・・・。一応波形は出てくれてるんだが。


 ていうか、この回路も定格値は回路図と変える必要があるみたいなんだが、理由は前にも書いた通り、エッチングで基盤パターンを作ったりじゃなくて、リード線などでつないでいるので、実際には電子部品の値を若干変えなきゃ想定効果が出ない・・・っていう、現場判断でいちいち作ってる感じです。


 これは特殊波形のLFOなので、基盤の上にもう一個まともなLFOを1つ作って、それで3LFOにする予定。でもこのモジュール状態でも、1個目のと一緒に動作させると複雑なイイ効果が出ます。


 個数が多いからってイイ気持ちの音が出るとは限らないんだが。


 


 下段右はまだ部品を並べている状態のミキサー。これは構成はボクが作ってるツインミキサーというか・・・上と下を独立稼動させたり連携させたりできる。入力が2+2+2ラインで、中央2ラインをトグルスイッチで上下どちらの加算入力にもできる、というタイプのツインミキサーです。これは割と楽に片付くと思う。単一の回路自体はメインシンセのミキサー部分と変わりない。


 (なぜ二個目を作る事にしたかというと、どうも色々な効果を出して処理情報が多すぎるとオペアンプの調子が悪くなって音がぶつぶつになってくるみたいなので(モジュール数というより、可変抵抗による効果のハーモニクス種別が増えすぎると調子悪くなる)、ミキサーを増やして1コあたりのオペアンプの計算負荷を減らそう、というのが狙いです)


 


 こんな感じで息抜き時間にのんびり作ってます。


 なんていうか、ボタン一つでめちゃくちゃ同時演奏状態になるのがスゴイ。いや、ホントすごいんだけども・・・


 


 (ていうか、モジュール増やした状態でのメインのCVからノイズトースターをコントロールしてその音をメインに戻して効果にしたりするとマジ壮絶な事になるんだが・・・やっぱりアナログなので・・・デジタルのキレイな音が懐かしい?(笑) 用途次第だよね・・・ 18:41)



 (※ ていうかKORGがArp Odyssey FS Kit ってキットを出すらしいんだけど、ハンダづけ不用だって。そして見るからに音(単音)が違うよね……。値段もかなり高いけど… 20:56)


 DIYシンセサイザー(音楽)

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