ていうか、僕は喜劇王になれない無職王なんだが!
2023.03.26 Sunday
チャップリン「街の灯」
今月、東京MXテレビのS2がチャップリン映画特集で、今日でラストなのかな?名作「街の灯」始まった!!!!
録画だけしようかと思っていたけど、やっぱりこれ、見ちゃうな……チャップリン史上というか、モノクロの映画史上に燦然ときらめく名作だし。
(※ 主人公とヒロインの盲目の少女に加えて、主人公の事を酔った時だけ友達だと思い出す酷い富豪男性(主人公が命を助けた)がいるんだけど、何というかそのブルジョアジーの勝手さ、著名人や有力者の勝手さ、みたいなのがすごく重いテーマになってもいる。主人公も必ずしも正しいとはいいがたいんだが、社会の冷酷さに反対するテーマ性がすごく強い。いい話なんだけど、実はすごく階層社会に突きつけてるものがあって、本質的にこの辺は手塚漫画にも影響を与えているよね。チャップリンがこういう喜劇(コミック)映画を作っていたから、日本の漫画(コミック)が、悲喜劇としての自由度を持ったのだとも言える。19:51〜58)
ていうか、医療的に国民皆保険のないアメリカは、この頃とあまり変わらないという(公的医療保険制度で、高齢者と障害者の医療制度はあるから、この映画のようなケースは救われるかもしれないけど、一般人には皆保険はないから、いきなり障害者になったり境界的状態だったら色々大変だと思う)……アメリカは…先進国とはいまだに言い難い所があるよなぁ……国民皆保険は重要。
20:01〜07
見終わった。いい話……ファンタジーだよね。今の時代だとネット時代だから、手を取った瞬間、善意の人に気付くなんて事もきっと無い。
やっぱりテーマ的に社会に突きつける部分が大きいんじゃないかなぁ。あと、この映画って、視力回復した花売り娘が、主人公に出合って気付くまでは描かれるんだけど、その後は描かれていない。彼に報いようとしたかすら描かれてないんだよね。女性たちに対して、あなたは主人公に感謝できますか?と問いかけている映画でもある。社会批判だけじゃなくて、感謝を忘れた社会や人々への批判映画でもある。イイ話ってだけの作りではない。 20:39
※ ていうか、この「街の灯」がきっかけで、アメリカでも視力障害者医療上の色々(医療、福祉、保険)などが見直される運動が起きた、とか、昔聞いた事があるようなないような(日本での初映は昭和9年)。それでも国民皆保険になってないわけだから、アメリカの強者主義とかマッチスモ(マッチョ主義)は、いまだとんでもなく強い、って事なんだろうね。アメリカに限らないが 3/27 0:06
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