ていうか、戦争を知らない無職なんだが！

 2023.03.04 Saturday

防衛作戦が下手な問題

　ウクライナを見ていて思うのは、国家防衛に最新の軍事兵器が必要なのは解るけど、防衛上の作戦が下手だという事で。戦略も戦術も下手。バフムトほぼ包囲されてるし。何をやってるんだよ感。言いたくないけど、あまりに防衛や撃退の手順が下手。日本にも言える事だが。

　春になったらとか言ってるけど、もう春になってしまった。結局は本気度。ていうかロシアのこないだの式典だかでベルリンまで攻め入るみたいな歌歌ってたのがいたけど、つまりはヨーロッパが他人事として考えようとしている時点でまぬけ。ヨーロッパがウクライナを失えばウクライナの工業資源も農村地帯もロシアのもので、次はポーランドだ。ヨーロッパがこのままウクライナを見捨てるならポーランドやフィンランドを失うまで10年かからない。

　ボクはイデオロギーもしくは平和主義上の信条から、ウクライナとポーランドやフィンランドなどは自由主義であるべきだ、と言っているだけで、ヨーロッパ現地がどうでもいいなら、ロシアの独裁体制に崩されてもそれはヨーロッパの選択だし。

　しかしウクライナが敗北すれば、ロシアにより進攻されたウクライナから、次のポーランドやフィンランドに進攻される時、尖兵にさせられるのは、ゼレンスキー政権に鍛え上げられながらも家族を人質に取られたウクライナの国民＝兵士だから。ヨーロッパがウクライナを見捨てるなら次にヨーロッパに攻め入るのはEUとNATOに見捨てられた恨みにたぎるウクライナを操るロシアだから。

　過去の歴史と同じ。

　防衛ってのはつまりは保守なわけで、防衛力が無いってのはつまりは保守主義が弱いって事だ。というか人命が結局一番大事なんだけど。

　ボクはキリスト教国家群の争いや崩壊を見たくないだけで、でもそれに彼らがなだれ込むのは、彼らの民主主義選択の結果だから。

　神ではなく、民衆や政治家（王）や金が最高権力を持つのを人々や国々が認めてきた、なれの果てに向かう過程。人間たちが決めてきた結果の、人間たちのたどる自己責任的末路への階梯。

　ここで止まってもSDGsが有効だったか？って問題があるし。それも人類の自己責任であって神には関係ない。そもそも生態系としての地球が滅ぶ事を神が望むわけがない。

 個人的心情