ていうか、親の金が頼りの無職なんだが!
2023.03.25 Saturday
サイボーグ高くないよね
なんか昭和当時の子供で今大人になった人々に勘違いされているのは、昭和当時のタカラの変身サイボーグシリーズが高額玩具でブルジョワ層の持ち物だったという説で。違うんじゃないかなぁ…と。
サイボーグ1号って、素体自体は、新発売時900円でソフビ武器の2コおまけがついたDXが1000円だったんだよね(金銀グレー同価格)。後にオイルショックでスタンダードが1100円、DXが1200円になり、末期(75年頃)にはそれぞれ1300円、1400円になった。
ワルダーが同じで、少年が950円(金銀ブルー)くらいだったかな。ジャガーが1500円の、アンドロイドAが1900円か2500円(超人 ロボット)
ところがこれって当時のポピーの超合金玩具とあんまり変わらないんだよ…。当時マジンガーやロボコンなどの超合金の一番安いスタンダードが1300円以上くらい(平均1500円)で、ポピニカも最低価格がそのくらい。(超合金、リーフレットで画像検索するとでてくる)
で、超合金って当時の家庭の父親が赤ちょうちん飲み屋に一回行くのを我慢すれば買える額だったらしい。
で、サイボーグは1号の背が27cmくらい?少年は21cmなんだけど、超合金スタンダードなんて背丈10cm台前半だから、サイズは全然サイボーグの方が大きい。
しかも何十ページもある詳細メカ設定込みのブックレットがサイボーグにはついてる。だから、サイボーグの素体玩具単価は超合金と同じくらいかそれより安かったんだよね。
なのになんでブルジョワイメージが付くかというと、多分変身セットが一杯出ていてお金がかかるイメージがある事と(でも1着5〜600円)、武器など別売パーツが多いから、親たちが買うのをためらったんじゃないだろうか。でもボクは変身セット2着しか買わなかったからあんまりかかってない。
あとサイボーグのメカなどSF設定が小学校中〜高学年向けだったからじゃないかと思う(それでも自分は幼稚園からそれ読んでたが)。ぶっちゃけなかなかSF度が激しい。ある程度のレベルじゃないと理解難しいから、だから玩具難易度的にブルジョワの子向けと言われちゃったんじゃないだろうか。アンドロイドAのSF難易度とか異常だし!!(小1時…難しかったー)
(まぁ、後期は高額化の気配も……でもサイボーグライダーオートバイセットが2500円位だからなぁ)
ちなみにミクロマンの場合、素体が450円で、ビークルも安いの多くて、指令基地が1500円くらいだったから。高いのもあったけど、お給料もあがった時期だっただろうし、なんだかんだで超合金の合体DX(数千円以上)とかジャンボマシンダーよりは全然安いよね。あの電動ロボットマンのプレイバリューですら2500円だったんだから。高額に思えた移動基地でも4000円だし。
今の玩具はプレイバリューに比べて本気で高すぎると思う。
(※ ていうか、昭和当時たばこのセブンスターが100円から150円だったらしいから、タバコ吸わない親なら割と楽に買えるのかも。ウチの父はヘビースモーカーだったが……(大阪の頃に禁煙した。えらい(^^)) 9:32)
↑ たばこはたばこ税で値上がりしすぎなので、物価倍率とはあまり関係ない。むしろおかしの価格で考えるなら、物価倍率は大体2〜3倍弱くらいだと思う。今でいう3000円くらいなら、ブルジョア玩具って程ではない。ポピニカと同じ値段なんだもんなぁ。
(※※ それにしても昭和当時に1100円でサイボーグ1号(ブックレットつき本体)が販売されていたのは安いわけで、その安さの理由はやっぱり、国内生産だったからなんだろうなと思う。今みたいに完成させてから日本に輸入すると運送代がとんでもない。完成させてかさばると余計に送料がかかる。 17:01〜08)
(※※※ つまり、当時のタカラの変身サイボーグシリーズは、1号のテレビヒーローコスチューム人形シリーズとしては低年齢でも遊べたけど、少年〜アンドロイドA宇宙人は、明らかに小学3〜4年以上向けがターゲットだった(ブックレットにふりがなあっても漢字熟語はその位。意識してなかったが)。だから、高額云々じゃなく、本格オリジナルSFトイという意味で敷居が高かったんじゃないかと。 22:41)
(※ ていうか、中嶋製作所のアストロミュー5がパチだとかこれじゃないとか言われてるけど、幼稚園同年代仲間的にはまったくそんな事は無かったよなぁ……オリジナルヒーロー玩具の変身ヒーローソフビマスクとしては、当時の1号のバードマンやフィッシュマンよりよほどカッコ良かったわけで。ていうかアストロミューも販売定価が1100円とか1200円だし(後に値上げ)、カプセルロボGがジャンボマシンダーと同じ3000円台だから高額玩具シリーズなんだけど?!カプセルロボの出た当時のサイボーグシリーズ最高額ってサイボーグライダーオートバイセット(2500円)でそれでも値段的に届いてないから。当時幼稚園児のリアリティとしては、サイボーグよりアストロミュー5の方が高額玩具だった印象しかない。(後にライダーフルセットや基地CX-1出るが。友達は割とアストロミュー持ってたがボクは買ってもらえてない(※ちなみにボクは子供時代に一個も超合金を買ってない。弟は買ってもらってたが))
つまり、みんなの固定観念や印象って実はリアルと違う事が多い、という話。 3/26 7:42〜10:46)
SF的や知育プレイバリューのおもちゃイコール、ブルジョア向け、って言ったり先入観持つのは、違うと思うんだよなぁ……。同8:10
おもちゃ系
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