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 2023.05.17 Wednesday

ジャニーズ問題とJ禁同人の責任

 ジャニーズ事務所のいわゆる今語られている問題(今日のNHKクローズアップ現代の報道)については、本当にボクの生徒時代からも言われていたわけで、ボクのクラスでも週刊誌報道で色めき立つ事はあった(特に女子)。


 ボク自身も色々意見はあるんだけど、いわゆるコミケなどの漫画同人誌勢力内では(ボクはコミケと縁を切ってほぼ20年になるが)、ファンによる「J禁同人誌」勢力(サークル、描き手、読み手)が昔から80年代から大規模無数に存在していて、彼女らは(基本的にほぼ女性ばかり)実在のジャニーズ芸能人の名前のキャラ達を無断で強制カップリングさせ、コミケなどでそれら人物名称を使った、男性同性愛コミック同人誌群(18禁多)や小説同人誌群を、執筆印刷売買し続けてきたわけで。


 (ボクは基本的に昔からJ禁同人誌サークル群とファン群がジャンル化し、コミケで島化し、市場勢力化している事には反対意見。理由は実在の少年アイドルを勝手にカップル化して男性同性愛同人誌が描かれてきた事と、市場形成してしまっている事で、つまり、ジャニー氏がどうこうより、ファンがそうだからそういう方向性が続いた事は無かったのか、という気持ちはある。)




 「J禁」やおい同人誌群は、ジャニーズファンでもかなりの勢力(圧力的勢力)ではあるので(「J禁」というのは、ジャニーズサイドには見せるなという意味なのだが)、そういう同人誌群を、女性オタクたちが、製造売買してきて市場成立させてきた是非についても、かなり議論されなきゃならないのでは、と思う。(つまりファンスタンスとしての是非)




 で、コミケの頭の連中は、つまり彼らは表現の自由の名を借りた誹謗中傷を面白がる連中が多いので(ボクもコミケ悪質スタッフぐるみのデマ被害を受けてきた。そもそも70年代にコミケを作った同人サークルの同人機関誌名は「いちゃもん」である。コミケは最初からいちゃもん主義なのだ)、「実在の人物をモデルに勝手にプライバシーを想像し、良質悪質問わず物語を作る」自由……なんかマルキ・ド・サドの言う他者を痛めつける自由のようにも思えるけど……が維持できればそれで彼らは良い訳で。彼らコミケは戦後のカストリ出版社思考だから(故主催が縁深い)そのレベルの表現の自由を維持するためにはよりコミケは活性化してしまう。




 つまりJ禁同人誌って、書かれた側にとってはデマ被害問題に近い。


 




 この問題は、昔から自分もLGBTQのクィア(アセクシャル)的な所があるので、重くて書きづらいんだけど。どうせ書くとキモいと言われるし。(やおい自体はつまり、ゲイやバイへの容認でもあると同時に、大迷惑でもあるんじゃないかと思っていて)


 昔から(80年代から)「ジャニー氏がそうなんだからあるに決まってる」、が彼女らJ禁やおい勢力の言い分で、それで全部免罪符…みたいなジャンルになってるのは変なんだが…


 ただ、ジャニー氏の容姿云々で考える事のみは除外すべきだと思います。容姿で人への嫌悪や心への評価を方向づけるべきでは無い。そこは違う。しかもジャニー氏はなくなってるので。


 はっきり言うと、江戸時代からの日本の芸能興行の歴史や母体に関わる、新しくも古い問題なんだと思います。ここ書くと長いし辛い。




 色々書いても辛いので、今後書き続けるとは言い切れない問題だけど、ファンによるJ禁同人誌の過去膨大な市場がある以上、その芸能人側へのフィードバック影響は否定できないのでは?というのがボクの意見です。ファンにも功罪あるよ、って事。




 (〜21:16)


 ニュース系

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