ていうか、僕は生まれつきナチズムの55歳無職なんだが!

 2023.05.25 Thursday

仮面ライダーXのヒトデヒットラー回へのネットの人々の反応に思う事。

 少し前に、MXテレビの「仮面ライダーX」(74年)の放送で、ヒトデヒットラー回が放送されたのだけれど、その件について。(随時更新で、このエントリーに順次書いていきます。)


 基本的に自分は、いわゆる同人誌系イベントでのナチスコスプレなどには反対してきています。その件では今年の頭頃にSNSでコミケ支持派らが、ナチスコスプレに疑問をもったtwitterの外国人女性を総攻撃するという問題事態が発生しているんですが(しかしコミケが以前からコミケ直営店でナチス軍服腕章など関連販売している程ナチスマニア支持だった事は彼らは言わない)、その件はまた後に書くとして、この項では、特撮アニメ漫画ゲームなどにおける表現上の事、それに対して、いわゆるオタク層がいまだナチス問題についての考え方が粗雑過ぎる、という事について書きます。


  ↓ ボクがコミケなどアニメコミックゲーム系イベントでのナチスコスプレにずっと反対している経緯については、重複説明を避けるため以下を読んでおいて下さい。


 >http://nectaful-aaa.mo-cute.com/?eid=395


 >アニメ漫画系イベントでのナチスコスプレに反対している理由


 2004年以降は漫画系イベントでのナチスコスプレには完全反対ですが、そもそも97年以降、カギ十字や少年兵の腕章使用コスプレにもずっと反対しています)


 ホームページのコスプレ研究ページ内でも反対してきています。


> http://lecto-000.readymade.jp/about_rep_sword.html


> コスプレ研究ページ 2 金属模造刀の規制について - MO-Cute (※ Geocities当時のMO-Cuteの移転先は基本的にlecto-000.readymade.jp 内です)


 


 今回のネット民の反応は色々ありましたが、令和の世の中にヒトデヒットラーだなどという悪ふざけ的投稿が多くそれは見ていて嫌になりましたが、「これは悪として描かれているから放送してもOKなのだ」というちゃんとした認識の人々もいて良かったと思いました。ボク自身もネットでの上記のような発言をしてきた事もあって、良かったと思います。


 たとえば、反戦や平和主義の大切さを描くテーマの映画やドラマや漫画やアニメなど作品群、戦争やファシズムや一党独裁政治や洗脳や差別の恐ろしさを描く作品群で、第二次大戦当時の事が描かれるのは当然だと思います。


 であるなら、映画やドラマや漫画やアニメで、ナチスやナチスモチーフが使われる事はあって当然だと思います。ただ、昔から手塚治虫氏がマンガの描き方の本でも書いているんですが、ナチスやヒトラーやファシズムを肯定するような作品は絶対に書いてはならない、という事も言っています。つまり、当時は人々の手にマンガを読ませる手段は出版社の絡んだマンガ誌など出版物しか無かったし読者は子供が大部分だったわけなので、作品テーマの、その子供たちへの拡散性を考えるべきだ、という事でもあるんですが、そもそも、ナチスが過去に行った行為(ユダヤ人やジプシーなど諸民族主義者や障碍者や同性愛者への虐殺や弾圧行為)について、批判したり問題視や疑問視をできるメンタリティーを持っているかいないか、という事だと思います。実際手塚氏自身が「アドルフに告ぐ」のような作品を描いているので。


 また、仮に作品内で一過的にナチスを扱う場合についても、それを肯定的に描くべきではない、という事だと思います。


 そういう考え方からすれば、「仮面ライダーX」でのヒトデヒットラー(自称が「GOD悪人軍団の一人、地獄の独裁者、ヒトデヒットラー」なのですが)の描き方は、ちゃんと「悪人」であり「地獄」の「独裁者」と名乗っていて、作品内でもかなり悪い怪人なので、問題ない、という事になります。(Xの問題回は逆に、ネイティブアメリカンの酋長であったジェロニモをモチーフとした、サソリジェロニモの方だと考える事もできます。何で悪人なのだ、と。しかも「X」の敵はGODって組織名で・・・なかなか子供には解りづらい所がある)


 


 ところが、SNSの方で「仮面ライダーX」のヒトデヒットラー回を見ていた人の反応には「令和でこの放送があるから放送禁止回が認められて嬉しい」みたいな反応とはまた別の、つまりナチス趣味が認められたかのような反応をしている人々がいるんだよね。ナチス系描写が何でもテレビで放送されたりコミック化されてOKの時代になったかのように勘違いしている人々がいる(もしくはそういう風に思わせたいオタク系の人々がいる)。

 自分的にはそれは違うんじゃないか、と思うんですが。つまり、ナチス的なものを描くのであればその悪の部分を描くのは必須であると思います。もしくはその悪から抜ける手段を描くとか。


 


 ところが日本はもともと第二次大戦中は、ドイツやイタリアと同じ枢軸国だったので、日本人でも普段から・・・・特に軍人(武家家系)などには、「ドイツは日本の味方だったから日本ではドイツを支持して当然だ、大なり小なりどこの国も同じ事をしていただろう、何が悪い」、と、言い張る人々が多い。


 で、ボクが何でコミケなどのナチスコスプレを批判してきたかというと、ああいうコスプレを買う側も売ってる側も、「なんでこういう服を着ているのか」見た目では解らないし言わないじゃないですか。コミケだって長年ナチス軍服腕章少年兵腕章やナイフまで直営店で売っておきながら、その批判を主張した事は全く無かったよね。直営店のそれら売ってた方を2009年に閉店するまで大戦中ナチスドイツへの批判はコミケ運営サイドからはほとんど無かった。批判主張が無いままナチスコスプレをし続けているわけで。彼らの主張は上のようなものが多く。


 


 でも、ネットやリアルでそういう風に言われた側の人々も、歴史教育を受けてはいるわけで、例えばナチスがどれだけ酷い事を被差別層に対して行ったか筆舌に尽しがたい事があったのは知っています。


 例えば、ボクの場合は身内に障害者手帳持っている人々もいるわけなので、「身内にそういう肉親がいる人としては、過去のナチスの行った事は認められない」と言えるけれど、そういう事をプライバシー的に言えない人々は大勢いる。・・・・たとえばルーツ的問題で差別反対!!と言いたい人が、そういう会話をする時に自らのルーツを言える日本なのか?って事です。いまだになかなかに言えない世の中でしょ?? つまりまだ日本は民主主義が根付いていないんだ、って事なんだよね。


 筆舌に尽しがたい、だから語らない語れないし討論にも加わらない事はあるわけです(イギリスの首相が先日のG7で語った発言と同じ)。討論しない事を責める事はできない。そこはみんな解ってなきゃならない。だからつまり、「基本的にはやっぱりナチスは悪い事をしたよね」というのは、作品主張にあるべきだと思います。


 で、そういう子供向け作品があるなら、ナチスが悪い事をした、という記憶のフックがあるから、成長した時に「そういえばライダーXでヒトデヒットラーって出てたっけ、現実にはどんなだったんだろうか?」と興味が動いて、当時のファシズムや民族弾圧について興味がわいて、民族差別や障害者差別などで弾圧はやったら駄目なんだ、虐殺はいじめころす事なんだ、と子供たちも理解できると思うわけです(小6でも中学でも)。


 で、逆にいうと最近はそういう作品が全く無いから、子供のころに何もフックになる記憶がなくて、学校でナチスドイツを始めて知り、だからあまり悪いという印象が無い、という事にもなっているのかもしれないですが。(実際、第二次大戦以降にもかなりめちゃくちゃな戦争は起きているので。中東でもベトナムでも今のロシアでも。)


 でも、最近のアニメやコミックの描き手が、そういう独裁やファシズムに、そこまで批判心情や拒否心を持っているとも思えない・・・・。やっぱり、カッコ良ければいい強ければいい、になっている。若者や弱者や女子供や年寄りに残虐行為を行っているキャラクターがいても、カッコよくて強ければ人気が付く・・・という武家支持軍人支持的な心の条件反射から、日本人は抜け出せないままなんだよね・・・・


 


 ただ、だがしかし、そういう作品内の表現について、「この表現はどういう主張なのか?」を理解する能力、というのが重要になってくるんだけど、でもその「作品主張を読み解く能力」というのは、すごく千差万別で、人によって違う。


 それこそIQと同じ。ギフテッドもいれば、平均IQもいて、低IQとされる人々もいる。で、ナチスのやった事がどこが間違っていたのか、どこが酷かったのかを理解できるかどうか、ってのは、IQというより、人間の心の問題なんだよね。なんていうか、共感力の問題だと言っていい。


 それが自分自身の作品で、リアルな戦争ものテーマとかを描いたりする方向性が無くなっていった理由でもあるわけで(つまり、理解できない人は理解できないのだ、という現実問題)。 (随時更新 12:11~33)


 (※ この間、あとで文章入ります。ボク自身の昔話とか)


 ※(以下、自分のNectaful-αααサイトのB5デザインページ(80年代当時)に書いた文章と重複するけれど、)


 というか、ナチスがなんでいけないのか、という事については、実は業界人もあまり本当の意味では解っていないんだよね。


 自分の場合、昔リアルロボットアニメが流行していた時のオリジナルメカデザインコンテストで、そういうテーマのオリジナルデザインを送った事があるんですが(高2頃)。当時のサンライズ系ロボットアニメなどで、洗脳されたヒロイン群がみんな、失明したり精神異常になったり死んだり。バ●ダイ提供のリアルロボット系だとそういうアニメが多かった。 だから逆に、洗脳から解く事を前提としたキャラクターに最強兵器を持たせる、ってコンセプトで描いて投稿の為に設定にしたのがボクのNBTシリーズでした。


 当時までのバ●ダイ模型の戦車車輌など第二次世界大戦(WW2)ものミリタリープラモは、例えば1/48戦車シリーズ等ですが

 例えば81~82年頃に模型店で販売されていた当時の販売物紹介のプラモデルカタログを見ても解るように、

 28商品中、24商品までがWW2ドイツ軍系ばかり(ほぼナチスドイツ戦車)。

 で、当時ガ●ダム他リアルブームでディオラマなど各誌で流行(児童誌でもジオラマ製作紹介がある程)だったんだけど、


 AFVプラモと同じスケールのボト●ズは1/35、バンダイはダ●バインの1/48でそういう模型との改造同居ジオラマを狙っていた。でもダンバ●ンの1/48って日本の自衛隊系戦車しか合わせられない。それもあってそういう女性型巨大クローン+メカニック武装のメカデザインなど(ロボットメカ含む)を投稿しました。


 


 ところがそういう意図を、みんな理解できないんだよね。投稿時にVampire(Vampir)という種類ののB4大判設定のコピーも入れて、

 そのヘルメットパーツに、額にファイアークロス、と書いてる時点で、解る人だったら、「石森氏の仮面ライダーの原案クロスファイアーからか。ライダーの敵ショッカーはナチスドイツの人体実験応用した改造技術を使った怪人を作った秘密結社だから、この少女は裏切り者の仮面ライダー的ポジションって事か」・・・とすぐ解ると思ったんだけど(それはその後の投稿でもいちいち入れてる)。

 で、その後もIGタツノコの最初の社員募集に同梱で提出したようなコミック中途までとか(20ページ近く)、リファインとか描いて、他の人(模型アニメオタクやゲーム会社員)にも見せたりしたんですが。なんていうか日本って大戦時は枢軸国でドイツと組んでいたから、いわゆるマニアも多くて、最初の食いつきはいいけれど、ボクが彼女たちを洗脳解除していく話をやりたいとか、結局ネ●ナチ将校兵士らと対立する事になる、と話すと、途端にみんな冷たくなったり怒ったりキレる。

 いわく「ナチスは悪の枢軸だと言われているが本当は・・・だから君の考えに乗りたくない」という感じでみんな離れていった。

 つまり、そういうナチス好きなミリタリーオタク達って、本当にナチスが好きで色々とあっちに染まっているから、ボクがナチスの悪い部分を前提で描こうとするとキレる。ボクとは考え方がやっぱり違うんだな、みたいな事が段々と解っていき、

 すごく困難なんだな、と思いました。そして別のアイデアネタの方に徐々に自分もシフトしていったわけですが。(ここまで自サイトと重複)

(84年の設定画は、ボクの個人サークル(当時)では、1997年4月にコミックワールド昭島で販売したB4個人誌=「プレ・シルエッタ」(サークル名Nectaful当時)に載せただけだけど、その時のマスク設定の脇にも、「ひたいはファイアークロス」のキャプションは入れている ↓下画像)


まぁこの個人誌って全部で40部しか出さなかったんだが;コンビニコピー機の印刷だし。


でも仮面ライダーのプレ設定クロスファイヤーを想起させる発表の仕方は、その時もしていた。

 


 で、そういう事があったんだけど、実はその後に気付いた事もあって。というのは・・・「仮面ライダー」の旧1号の戦っていた「ショッカー」という悪の秘密結社が「ナチスの人体改造実験技術を応用して作った怪人たちを使って世界征服をたくらむ悪の秘密結社」という設定(70年代後半の大図鑑など)は・・・スカイライダー直前の70年代後半になってから補足強化された、いわばあとになって公式がアナウンスしだして広まった設定だったらしいんだよね。ナチ将校服のゾル大佐などは旧2号ライダー当時から出ていたんだけど。


 つまり、当時高2~高3のボク的には「ファイヤークロスなんて書いていれば、パイロットヒロインがライダー(クロスファイヤー)同様の裏切りモノポジションなのはすぐ解るだろ」と思っていても、バ●ダイの側の人々はとっくに大人で昔のファンなので、その「ショッカー=ナチス改造技術応用組織」という設定を知らないままだった可能性はあるんだよね。それはどこの業界人も同じという事で・・・


 ・・・つまり「書かなきゃ解らない」「既存作品のオマージュやメタファーだと気付けない人には気付けない」という、表現する側と受け取る側の壁の問題は、80年代当時からあったらしい・・・って事です。


 「同じ特撮ファンなら解るはず」と思っていても、「見た目正義っぽく見えないなら解るだろ」と思っていても、ナチスに対する肯定否定については、ちゃんと説明しないと届かない。しかし説明自体がネタバレみたいにもなったりするし、ネタバレ送りまくったらそれは企画流用されるからまずいじゃないですか。


 


 いずれにしても、ボクはNBTにこだわる事がなくなりました。何故ってベルリンの壁が崩壊して、西ドイツと東ドイツが統一ドイツになり、なんていうか希望が見え始めたからです。だから過去をむしかえすようなリアル戦争ものとか作品で書く必要はもう無いよなと。だからベルリンの壁崩壊以降は、そのネタを描こうとはしていません。単に過去デザインです。


 


 IGタツノコの最初の社員募集にもそのデザインは送ったけれど(落ちた)・・・でも後にIGは「人狼」(日本ドイツ枢軸国側が勝利した後の世界線の物語。押井守氏原作)ってアニメ作品で、ナチス完全に勝ちきった後のディストピア作品作ってるしなぁ・・・絶望的な内容の。あれはあれで重いテーマの作品だけど。(バ●ダイエモーションレーベル映画。だからナチス系統モチーフを絶対に作品化してはいけない、という事では無い。あれ海外映画祭にも出品されてるし。ただ、あれは一種のピカレスク映画で、ナチが悪だとか一切言われないんだよね・・・;ちょっと苦手なアニメ映画) (14:04~19)


 (※ その他にもナチスのやった事としては、俗悪芸術を勝手に規定して、民族芸術などを規制したり焼き払ったり、逆に高価な芸術を戦争で盗んだりした。たとえば芸術家弾圧でドイツ支配圏から逃れた芸術家や科学者はたくさんいるし(アインシュタイン、ヘルムートニュートン、タマラドレンピッカ、等々)、今展覧会が開催されているアルフォンス・ミュシャだってスラヴ民族絵画を描いていた晩年、ナチスに長期尋問を受けて体調を崩した結果としてなくなっている 12:25)  ← 今、ウチの市内でもミュシャ展やってるけど。


  というかそれぞれの民族の各国家各民族の芸術を否定するなら、他民族の芸術をいちいち否定するなら、それはほとんどの芸術差別と一緒じゃないですか。自分の国より他国の数の方がどこも多いんだから。日本なら日本は一国、ドイツならドイツは一国。


  中国なら中国は一国、ロシアならロシアは一国でしかない。  12:35  随時更新。

(※ それでもボクの場合、ロダンのひ孫弟子の成田亨氏の弟子扱い生徒(鬼彫刻スタッフ)だったわけだから、必然的に西洋美術思考ではあるわけで(ヌード系描いたり人形作る時も含め)・・・・・でも、日本の浮世絵とかも世界の方が先に認めてしまうんだよね。今日のニュースだけど、「春画」っていう内野聖陽氏の映画が、無修正でR15++(15歳以上)劇場鑑賞可能、に決まったらしい。時代は完全に変わったよね。やっと芸術は芸術だ、って認められた、みたいな。


 で、絵画彫刻芸術アートなどでの「差別はいけない」って表現で一番わかりやすい方法論が、そういうジェンダー表現や性表現だったりもする。(しかし日本の近年の18禁(コミックでも何でも)の場合、なぜか逆に差別や虐待の表現になってしまったりするのが変なのだが・・・浮世絵の春画にほとんど差別表現って無いんだが。海外アートなんかでも少ないし、差別は絶対に叩かれるんだが・・・ 14:37~41)

※ 話を戻します。つまり、この日本というのは、そういうファシズムや独裁や差別や表現の自由への弾圧が何でいけないのか、というのを本当の意味では解っていない、というよりも、若い子たちにそれをちゃんと教育できるシステムを持っていないんだと思います。作品表現の自由において作られた作品が、どういう作品だから意味があって価値がある、という事をちゃんと語れていない。だから、どんな作品でも紋きり型に「該当描写があるかないか」だけで許されるかどうかを決めてしまおうとする。


 


  でも、そういうものでは無いわけだから。特に自分はギフテッドだし・・・つまり、解らない人に合わせて表現規制をして、それをあまりに表現者側に強要するのはどうなんだろうか?という事でもあるけれど。


 


  いずれにしても、その作品や描写が許されるか許されないか、は、個々人自身が許せると思うか許せないと思うか、という基点が一番重要だと思います。本当に許せない人は許せないって言うだろうし(今日の報道での【推しの子】問題でもそうだけど。木村さんの母親の意見はかなりまともだと思う。だから放送禁止にするかどうかは別として、少なくとも木村さんの母親をバッシングするような意見では無い)。


 


 


 そして、差別という意味では、つまり今年の年頭の、某外国人女性のtwitter発言に対するバッシング(該当のナチス軍装写真を彼女が貼った事で盗撮だ盗撮だとフルバッシングになっていて「コミケの人々はまずい事が社会発覚するのを防ぐ為に祭りの写真さえ非撮影者が拒否すれば盗撮といって集団バッシングしようとする」そのものになっているわけですが)・・・・まぁすごく、彼女ラブアンドピース系の人みたいなんだけど。(※確かに無断UPはよくないが)


 ・・・・そもそも彼女のアメリカ人としての素朴な疑問である「なぜコミケではナチスコスプレなんてものが許されているんだろう?」への答えのひとつに、「コミケ直営店が長期間コミケカタログの広告で、ナチス軍服腕章ナイフやナチス研究書籍などの直営店広告を出して、それらを十数年以上、店舗販売してきたから(1990年代から2009年6月まで。広告掲載は2008年冬コミまで)」という重要なピースを誰も入れていない時点で、彼女への叩きは、完全に悪質なコミケ支持者たちによる不当なバッシングそのものなんですよね。そういう口ごもりながらのネット叩きをやってるのも、彼女に対する色んな意味での差別(国籍職業ジェンダーetc)から来てるんだろうな、ってのはありありと解るけれども。


 


 それがSNSのオタクたちの本能なら(趣味や好きな作品のために特定個人をフルボッコにするのがオタクの本能なら)、それは、木村花さんの母親だって怒るよ。


 推しの子は別事だけど、でもSNSの反応は似たようなものだから。


 


  つまり、ナチス趣味やナチス思想が認められたかのように勘違いをするべきではない、って事を大前提として、それでもそういうテーマモチーフを描いて正しく考えようという、作品を作れる日本を、そのためにも自由を、大事にしよう、と思うべきなのではないか?って事です。    14:57~15:04 




 誤字など修正 15:46  長文につき随時。

以下 補足文


 


 ※ コミケ直営店のナチス等モンド系販売店の広告については、ボクのMO-Cuteサイトの


 > http://lecto-000.readymade.jp/about_rep_sword.html


 > コスプレ研究ページ 2 金属模造刀の規制について - MO-Cute 


 の中に例示へのリンクがあります。2009年より以前の広告ですので、だから何だという事ではありますが、批判したボクに対する、今も続く集団ネットリンチの大きな理由ではあるので、例として。それら集団ネットリンチで、ボクや身内はまともに生きていけなくなっていますので。


 コミケが過去にナチス趣味を支持しナチス関連軍服やグッズを販売し続けていた事を語らずに、


 コミケ支持者たちが該当外国人女性をSNS攻撃したのは、あらゆる意味での差別で、卑怯だと思います。(17:36)


 


 


 ※ あとアメリカでは、公道やお祭りなどの無断撮影は以下画像のような認識です。


ボクのMO-Cute公式の https://lecto-000.readymade.jp/snap_photo_rule.html に乗せてる、アサ●カメラのスナップ写真特集の画像。


(ページ本文は約10年以上前のものである事を了承下さい)


 


つまりアメリカでは公道など公の場所でのスナップ撮影は基本的に無断でもOK、という事です。


人前に出るのに恥ずかしくない状態にしているのは当然、という考え方があるからだと思います。


もちろん肖像をネットで晒した場合は細かいけど、撮影自体は昔から鷹揚で、これはボクの生徒時代にも先生から授業がありました。


まぁ時代で変わってくるけれども、アメリカはそういう文化みたいなので、一応。


 


ちなみに法的にも、アメリカと日本ではアメリカの法律が優先判例になるので、たとえば、アメリカで芸術やアートと判断されたものが、日本ではアートでは無くなる、のような事は基本的に無いです。


まぁ外人さんが日本人と結婚してたりするとまたややこしいけど、情状酌量の基準にはなります。(17:51)

つまり、相手の身分や見た目ばかりで思いこんで、分けへだてた状態で差別して、相手の心根も見ずにネットでなぶりものにされた時点で、木村花さんも、コミケ支持者連中にバッシングされた外国人女性も、叩かれ方は同じわけです。 21:04

 


補足あれば随時。


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