ていうか、ゴミ屋敷から掘り出した過去の遺物なんだが!
2023.05.10 Wednesday
009模写(80年代初頭分^^)
ウチの片付けとか探し物をしてたら中学1年か2年(1980年か81年)頃に描いた「サイボーグ009」の模写が出てきた。なんか父の会社の要らないコピーの裏とかに描かれてる(笑)。たぶん他にも出てくるかも。コンピュートピアか何かのイラストの模写とか。ボールペン画。
石森章太郎(石ノ森)氏のコミックは子供の頃から読んでます(絵柄的に石森氏の絵を直接見ているのは、やっぱり仮面ライダーとか嵐とか原始少年ジュンとかさるとびエッちゃんとかだと思う)。
なかでも009は好きなので、結構模写もした記憶があるし、小学6年の頃の板金工作でも009の絵柄モチーフで作った記憶がある位で。009の長い話で初めて読んだのは、ピアノの先生のウチで待合時間に読んだ少女コミック掲載?の「雪のカーニバル編」なので、少女漫画メンタルの009や、当時の少年サンデー連載の特に短編が好きなんですが。その割上はエモく無い絵だな・・・
でもいわゆるエモい絵を模写し続けてたら、逆に009みたいな絵柄から抜け出せなくなってたのではとも思う。
(ていうか右の絵は 11巻だから 模写したのは解るんだが、左の絵なんて何で模写したのかいまだに解らない(笑)。背景が楽そうだったのかダイナミズムに引かれたのか・・・でも割とこの背景はしんどかった気がするなぁ;)
009ページ(コレクションページ)の 009・投稿イラスト(中ニ時代(旺文社)への投稿分)に掲載されたのよりはかなり前の絵です。ていうか、中ニ時代に掲載されるまでに実は半年近くかかってるんだよね。描いて投稿したのが81年の夏休みなのに、掲載が82年の2月号なんだよ(^^);
↑ その月の大賞はもらった、でももらえるのはみんなおんなじバッジなんだが(笑)
で、中ニ時代への投稿画が、当時の009模写では最後の絵で。1ヶ月ちょっと後の号を待っても掲載されないから、「石森氏の方向じゃ無いのかな」と思って、009模写をやめたのです(^^);
(つまり昔からそこそこ009模写は出来るので、割と009については語りたくもなる。語らないが。石森氏最後の009は、生前に書いた分だと思うので。あとは氏の関係者による追悼作品だよね)
それでも多分、009を描くのは昔からかなり上手な方だったんだけど、ボク的にはオリジナル漫画を描かなきゃみたいな気分は昔からあったので(なのにその頃始まったばかりのガンプラにはまったりしてたんだが)、ファン同人誌とかをやろうっていう気分は無かったです。
ていうかオリジナル方向をやる以上、手塚氏や石森氏の絵に留まってたらいけないのは当然なんですが、ただアニメや漫画は好きだし、ドラマとしては優れているわけだから漫画は読むじゃないですか。・・・読みながら何が魅力なのか解ってない、だから引きずられる)。 ←※ 今は誰にもひきずられないけどね。少年期の話。
(というか門下になるのでも無いなら、自分の絵柄の模索はしなくちゃならないに決まっているけれど、自分自身が好きな絵柄というのは、割と自分の絵柄に近いのかもしれないよね。無理に好きな絵柄と離れるのが正しいのかは解らないんだけど。
でも、結局一番のオリジナリティーへの近道は、自分の好きなリアルな人物画を描く事かもしれないなぁ、とは思います。)
ていうか、今の時代のAIには心が無いから、多分模写なら最強かもしれない。
でも模索も努力もしないでAIに描かせているだけで絵師呼ばわりとか、はぁ?って感じだよ。絵師って言葉は死んだね。
個人的日常
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