ていうか、訃報乞食は楽しいんだが!
2023.05.11 Thursday
高見のっぽさん天国へ・・・
NHKの子供向け工作番組、「できるかな」の、のっぽさん=高見のっぽさんが、半年前に天国に旅立たれたそうです。
って事は、もう天国で多くの懐かしい方々に会ってるよね・・・
できるかなが始まったのは、自分が小学校に通い出した後なので、自分的にはもうテレビの工作をそのまま楽しむという年齢ではなかったけれど、春夏冬や休日のお休みの時に、午前中NHK教育テレビをかけていると、のっぽさんがゴン太くんのうほうほ言う中で楽しく一生懸命に工作(紙やダンボールを使ったもので、最初小さなものからオチはすごくスケールの大きな工作になるパターンが多い)していたのを見ながら、なんだか安心感がありました。あぁ子供たちがこれ見て楽しく工作しているんだろうなぁ・・・的な。
なんていうか自分も、高見映さん(のっぽさんって名乗り出したの以外と後からじゃなかった?)が、俳優というかパントマイムの人なんだろうなと思っていたので。なんと、ボクも子供の頃から好きだった「変身サイボーグ1号」のヘンシンマーチの作詞もしているって事で、ものすごくびっくりしていたんだけれど。
あのヘンシンマーチって、歌はバイキンマン兼フリーザの中尾隆盛氏(当時の芸名違うけど)が歌ってるんですが、間奏部分の語りとかがかなり活躍感あってはっちゃけてて面白いんですよ。「トリックだ!トリック!!」とか。なんかテンションの高さが面白い。いわゆるオモチャのCMソングなんだけど(玩具店とかではかかっていたのかも知れないが)・・・・・・。
で、そういう歌や詞、パントマイム、毎回の「できるかな」での創作中の演技、など、多才さ。その多才の根源には、ものすごく子供の事を考えてくれているたゆまなさがあったわけだから。「グラスホッパー物語」とか、素敵だったよねぇ・・・本当に髄一の語り!!という感じで。
そして、普段から「子供」といわずに「小さい人」という言葉を高見氏が使っていた事はたぶん本当に有名だと思うんですが、そういう、小さい人の内面を大事に尊重してくれる大きな背の高いのっぽさん、というイメージだったので、ものすごく、遠くからだけど、幸福な光景を見せてもらえた気がします。
そういう小さい人たちの事を思った上で、本当に昔から色々なクリエイティビティーを発揮していた高見のっぽ氏が・・・天国へ・・・・それは行く、行くよね!!!!って気がするけれども。
それでも、心の中にふっと思うのは、やっぱり、天国に行った事すら、みんなを思いやって、語れずにいる人・・・・ほんとうに、多いんだけども・・・・本当に、かなしい時代だと、思って欲しいと思ってます。
高見のっぽさん、みんなの事を本当に、ありがとうございました
※ きっとのっぽさんの事だから、子供たちやEテレの子供番組作ってる人々を天国から見守ってくれるよ…… 6:01
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