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 2023.07.13 Thursday

NATO駄目だった。

  ウクライナのNATO入りは今回も駄目だった。段階を一つすっとばしたとNATO側は主張しているが要するにスタンドプレイ発言で、ウクライナとロシアの争いに巻き込まれたくないというのと、それ以上に、前にも書いたマウント取り合戦と言える。西側イデオロギーのためにウクライナが戦っているようなものなのに。要するにNATO(西ヨーロッパ)もウクライナに代理戦争をさせているのと極めて近似と言える。


  ロシアは完全に建前を言って地中海交易ルートを我が物にしたいわけだが、イデオロギー的に真剣に敵視しているのは、反ロシアイデオロギーでつまりはナチスやゼロ年代以降にネオナチと言われているそれらだ。で、ウクライナがそのロシアによるネオナチ像の拡大解釈(実際自称ネオナチなんてそんなにいないって…ナチ思想はドイツ人が作ったものだし)が攻めたいのは、そういう特定民族優位主義や、西側資本主義や自由民主主義などなんだが(政治宗教的LGBTQ容認派思想も含む)、そもそもどの思想も起点はウクライナのものじゃ無い。


  まぁ思想ってのは正しいなら正しいからこそ伝播するんだが。でもいくらなんでも西側思想を理由にあそこまで国土をいたぶるのは異常過ぎる。


  つまり、イデオロギー的にはウクライナは完全に西側ヨーロッパの盾になっている。どころか、中道ヨーロッパの盾にすらなっている。それにNATOが完全に甘んじているのは、見ていて腹立たしい。 (随時更新)




  つまり今回駄目だった理由は、NATO側各国が、ウクライナに対して、ここまでは協力するがここから先は無理だ、というボーダーラインをてんで勝手に設定していて、その中に今回の侵攻に対する妥協ラインについてまでがあるからかもしれない。


  で、ウクライナは当然妥協できるわけがない。そもそも、実際に侵攻を押し返している最中に机上で何を確約できるんだ?って事である。NATOまじで駄目。


  で、「戦争が終わったらNATOに入れる事を確信している」なんてゼレンスキー大統領は発言したみたいだが、本当にいたましい。つまり、ゼレンスキー大統領は、NATOの薄情さを思い知り完全に諦めた、って事である。兵器供与だけ、全部自国民の命だけで追い返すしかない。大体において、ウクライナが隣国群と組みづらくなったのは、西側NATOが東ヨーロッパを吸収していったからなわけで。東ヨーロッパ国家群に軍事同盟を作らせなかった責任はどこに、って事である。


  ベラルーシがいつ北からウクライナを攻めるかを考えるなら、死地に向かう覚悟でしかない。


  ここまでNATOは駄目かと言わざるを得ない。






※ アメリカが勘違いしているようだが、上記通り、ウクライナがNATO入りしたとしても、ウクライナに人的協力をしなくてはならないのは、ウクライナの小麦(欧州のパン種と呼ばれる穀物国)を輸入していた国々や、イデオロギー的に近いヨーロッパ各国(特に思想ターゲットにされた理由の国々ドイツやイタリアなど)であって、アメリカではない。


  アメリカが「NATOとして協力して米国の若者を派兵するのか」と危機感を持ちすぎるのは不合理で、実はアメリカが派兵する羽目になるとすれば、NATOとしての道義心より、ウクライナでロシア相手に各新型兵器の実戦データを取りたい各軍需産業の突き上げの方が理由としてはあからさまに大きい。戦争を避け続けたオバマトランプ両政権以降、実戦データ取れてないし。


  だから、その軍需産業の昔流の突き上げが仮に最初から無いなら、わざわざ米国が大量派兵する必要はないし派兵にもならないだろう。


  そもそも欧州NATOをウクライナに入れれば米軍まで入れるキャパシティはとりあえず無い。大体今軍備が必要としても、バックアップかベラルーシ側防衛なので。東と南は日本でいう「集団的自衛権」想定レベルの後方補給でもいいのだから。なんもないよりましだ。 13:25~35

※ 今朝10時ごろの産経新聞のネットニュースにも、「ゼレンスキー大統領、領土とNATO加盟を交換せず(と表明)」の記事があるみたいです。リトアニアにて。 19:03

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