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 2023.09.11 Monday

ブレイザーオトノホシ、B面的感想

 まぁ……先日のウルトラマンブレーザー「オトノホシ」の感想のだけど、悪い意味でヤバいストーリーといえば、ヤバいストーリーなんだよね。


 仮に地球を侵略する目的が当初あったとしても、ただ音楽を弾いてるだけの宇宙人を打ってしまうし、特に侵略破壊活動をしていないロボットを破壊しちゃうわけだから。


 


 で、例えば、音楽について、自由主義圏、民主主義圏の音楽だから、アニメ特撮映画文学芸術だから、それは民衆を煽る文化的侵略行為だ、なんて言い分をほざいている国家なんて、ロシアも中国もイスラム過激派が牛耳ってる国家でもそうなわけで。


  民主派が表向き根絶やしになった香港でもそうだったし、過去どこの国でもあった事でしょう。だから、今回の「オトノホシ」は、なんだかんだでロシアや中国への媚び作品なんだよね。文字通りの。バンダイは中国にウルトラマンティガのネット配信を停止させられてもなお、中国ロシアに媚びるような作品を作っている。


  だから、やっぱり「オトノホシ」は、ガラモンやセミ人間のデザイナーの成田氏や、その美術教室生徒たるボクから見れば、悲劇として見るべき作品なのだ。おそらくこれが別の最近の「~隊」の存在しない最新ウルトラシリーズなら、セミ人間を銃撃はしていない。




  今回のアンリの行動は、口頭会話がああだったから、って撃ってしまった事自体がもしかしたら間違っているのでは?という、日本の子供が純粋に見るならまだそこから親子会話を進めるべき物語だったのかもしれない。


  


  つまり、ウルトラQを見ていないで、ブレーザーを見ている子供たちの感想は、ボクらたちと違うべきだと思う。






 その上で、音楽なり文化芸術に銃を向けるものに正当性は一切なく、そこをブレさせた今回の作品は、「仕方がない」という言い訳を許容しかねない意味では、断じて間違っている。


  つまり、この話数は、ジャミラエピソードと同等の話数だ、って事である。、セミ人間たちとアンリ隊員の意志疎通が意味があったと信じる時のみ、意味があったと信じたいというだけで、基本的には悲劇話である、


(子供相手に上手くごまかしたなぁと思うが)


 テレビ番組

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