ていうか、やっと先月のNewType立ち読みできた55歳無職なんだが!

 2023.10.04 Wednesday

先月の

  先月の某FSSだけど、うーん、ジークVSアイシャのタイマンにはならなかったかぁ。でも根本的にジークにトリハロン憑きみたいな濃度が濃くなってるので、やっぱりなんだかんだ言って武力強者や戦いの勝者=強者、に逆戻りしちゃってるんだよね。前から言ってる武力軍事力や決闘や戦闘戦争の強者が勝者という時代(第一次世界大戦的な)をまんまSF社会でやってるのがFSSといえるし。


 で、アイシャが泣いたから涙にほだされるとか人間力にほだされるとか魅力にほだされるとか、アイシャとジークはもともとああいう展開にはなるんだろうが(ワスチャに似た少女が夢に出る云々発言が過去回にあり)、まぁそこでボタンをかけ違って、民主主義の時代はまた遠くなる。まぁ民主主義が絶対に正しい結果を出すのかといえば違うけど。




  つまりヨーンについて「勝てるわけがない」というジークの評価もアイシャの評価も、元々騎士社会や星団法社会などのイデオロギーに頭どっぷりだったというオチなわけで、つまり価値観が騎士社会星団社会だからヨーンが敗者に見えるが、例えば現代日本から見ればヨーンは普通なので、「勝てない」の基準点が間違っている、という事である。例えば回避性能が通常のパルスエットがあの現場にいなければ、おそらくヨーンはどこかで離脱して決定的な敗北評価はなかっただろう。エスト=バーシャが多重人格ファティマだと知っていればヨーンはデコースに挑まなかったかもしれない。ヨーン対デコースの戦いはファティマの存在(エスト)が起こして、ファティマ(エストとパルスエット)の存在が無理やり敗北とさせてしまっている。


  つまり、ヨーンを敗北にする流れはジークやアイシャをも含めた騎士社会星団社会がそう見なそうとしているのであり、その証明に加担する役回りがエストやパルスエットだと言える。


 


 つまりヨーンがバーシャを取り戻せば勝ちなのか?客観的には違うだろと。でも


ヨーンがデコースに勝つという事をアイシャやジークや星団社会はデコース殺処分だと考えているわけで、だからヨーンがデコースに「勝てない」という。


  でもそこは本来、ハスハ(やミラージュ)などがやらなきゃならない事なのだ。それをやらないできないから見ていて冷める。


  ヨーンが勝ちたい相手はつまり歪んだ騎士社会星団社会そのものでデコースはその象徴化されてるけど、でも実はデコースもそれらは自覚した上で享受を選びつつ歪んだ騎士社会星団社会を弄んで遊んでる奴で(デコースの「人生は面白い方がいいだろう」ってセリフは、まぁ原作者の考え方に一番近いんだろうな。原作者からのファンたちへの言葉として極めて誠実ではある(豊かになるレールからドロップアウトして戦いを望んでまで、身にそぐう幸せから遠ざかるよりは、という意味か))、それがわからない限りはヨーンと他キャラの相克は埋まらないから、ジークやワスチャとすら一緒にいることは出来なくなるのが普通だと思うんだが、結局優柔不断にそこは濁す可能性もあるし、だったらまぁ、そこまでヨーンは真剣じゃないんだなって事である。所詮。


  (ボクの場合は無能で卑怯なコミケの連中や無能で卑怯な業界人やダメダメな知人だの先輩だのとも縁切って生きてきてるわけなので、そういう風にしか思わない。)


 そもそもヨーンもデコースを殺す事を目指しているのか、わからないし、元々ボクにとってヨーンは共感できないキャラなのでマジでわからない。(女が他の男になびいたら忘れればいいだけでは?女なんて人間なんてそんなもんでしょ。ほっとけばどっかで死ぬよ。ていうか元々エストの場合第一話で死んでるんだが(笑)) ←エストにもヨーンにもパルスエットにもデコースにも全く共感しない奴(自分)


  


  自由や自由主義は宇宙民が得れるかみたいな事になってるはずなので、まぁテーマが割り振られている舞台が違うんだろうけど。


 


  ていうかボクは、なんていうかヒトタラシ的な魅力とかそういうのが世の中の趨勢を決めるってのは間違いだと断言するし(それの最たるものが今報道されてる芸能界マスコミ問題で!!)。だからジークとアイシャの会話からラストまで、疑問とか嫌気しか感じなかった。時節がらってだけではないはず。


  ……そもそもヨーンというキャラも元々、同情は読者ができるように設計されてるけど、例えば使命感は無い奴だし、いや運命的役割があってもそれを意識もしてないだろうから、、、


  そういうヨーンの事は、人生で世界における役割ばかり考えて主張してきたボクにとっては全く理解できない(する必要もない)キャラなんだよねー。うーむ。




 で、いずれヨーンが騎士になる設定なら、尚更興味ないのである、自分的には。




  こういう物語にしたかったんかー、ってのは解ったし、デコース(なんかの転生なのかね?過去の人生とかデータが無さすぎる)死にオチは近いのかもしれないけど、今後に興味持てなくなった意味では先月が彼らや魔導大戦については最終回的。ていうか、そもそも自分はFSSの魔導大戦の物語とか結末に全く興味ないんだよね。だって他人事じゃん?




  ↑ つまり、物語上終わる物語なのは解っているので、終わる確認はする、って事である。元々メインに予定されてた話ではないわけだし(86年当初の年表には魔導大戦無かったでしょ?)。

(※ 多分、ボクがこう思ってしまう理由は、ボクはファンタジーは描けるしデザインもできるんだが、基本的にボクはファミコンも含めスーファミやセガサターンやプレステなど家庭用ゲーム機を過去買って遊んだことがまるで無いので、家庭用ゲーム機用RPGをやった事がない(X68kで美少女ゲーム系ファンタジーRPGはやってたが、windows以降のPCでは基本的にゲームはまるでした事がない。ラノベもまるで読まないし(ラノベじゃないのは読むが)。携帯でもRPGゲームはやらない。


 だから、ボクにとっての個人的ファンタジー概念や騎士概念ってのは、テレビゲームを経過していないファンタジー世界概念なのだ。FSS原作氏はゲーム延々やってる人らしいので、その、ゲーム経過的な所が同じくゲーム経過している人々に響いてるのか、とか思っていたりする。ボクにはゲーム的ファンタジー像や騎士像はわからないんだけど。 3:45


 ※ つまり、ゲーム的RPGがこんだけ流行らなければ、魔導大戦展開がFSSに来なかった可能性はあるから、ゲームをやってる人々の方がノレてるのでは?と思うし、ボクの場合は考え方が違うし、年齢的に読者に想定されてないなとは90年代(魔導大戦連載開始時)からずっと思ってる。3:54


※ でもデザイン的には元々が指向性嗜好性からして共通項多いってのはあるわけで。 3:57


↑ いや、元々ボクも永井豪とか松本零士とかガンダムで海外SFでサンライズルートだし。


  というか、何度もいうように、FSSで描かれてるテーマはボクにとってはほぼ全く意味が無いんだけど、逆にいうとこんだけ見てきたものが近くても、物事の考え方がことごとく違うんだなというのが、一応読んでる理由かもね。初期の頃から多分それが読んでる理由。 5:31

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