ていうか、昼夜逆転してる55歳無職なんだが！

 2023/12/22 03:27

いまだに大本営発表に踊らされる日本人

というか、自民党(の安倍元首相派でも他の派閥でも)そうなんだが、そういう政治をちくちく批判しつつもテレビ新聞は権力側の主張を繰り返すだけだったりして、結局は彼らのテレビ露出度をあげていく。でもそれは単に彼らの映像による知名度をあげ、彼らの間違った主張でも浸透させていくだけで、だから安倍政権は長年の裏金問題も指摘されずに、政治を致命的に間違えつつも延々と続いたのだと言える。

  で、マスコミは結局、野党や市井の現実の意見には耳を貸さない。新聞でもテレビでもワイドショーなどのマスコミは、結局のところ例えていうなら、「権力者に都合のいい事実現実から目をそらさせる大本営発表のやさしい版」の報道スタイルにこの20数年間流れてきたわけだ(下手すると30年近く)。

  それはマスコミが政治圧力や法改正による言論主張の締め付けを加速させる法的圧力の空気を読んで、取材するしない、報じる報じない(ジャニーズ問題でもそうだね)、もっというと、悲惨な社会不条理の被害者についても、マスコミが「味方になるならない」、を、「やさしい大本営的価値観」で決めてしまうからである。

 簡単にいうと、大本営的というのは、きれい事、にして、政治的や公的を民衆に支持させるために、嘘もしくは事実を歪めて活字化したり報じさせたりする事だ。

  簡単にいうと数年以上前から「今の自民党政治に裏金はない」なんて政権政党の自民党側からの主張が何度もあったわけだが、それら全ては、極めてナチュラルな形の大本営発表だったという事だ。極めて自然に国民は騙されてきた。

 しかし、今回の強制捜査でもおそらく国民は何とも思っていない。嘘で政治をされるのが悪いと、解らなくなってしまった世代が、ゆとり教育などで増えてしまったからだ。

  もしくはそもそも政治に興味がない。

 で、それを20数年間、ネットで倍速させたのがネトウヨたちの主張であって、つまり彼らの言説は政治的だったりメジャーなマスコミだったりの表層報道を基本としている。つまりは現代版のやさしい大本営発表を基本としているので、ネットでああいう馬鹿な言説をネトウヨは展開してこれたのだ、って事である。

  

 で、その、テレビマスコミの、大本営発表気質は、ネットでも影響していて、つまり現在の政治の問題点や過去の戦争の事実などについてや、きれい事でない事について、「テレビでは放送できない」(いや、バストトップをアニメでまで映さないのもそうでしょ)とか「こんな事テレビや新聞で言っていいの？」が、、、、いまや。特定個人への中傷でもなく公的な論評の法理の範疇であっても、「こんな事ネットでも流れたら消すべき」(←事実であって君の主張じゃなくても？)「こんな事ネットに書いてはならない」となっているわけで。

  というか、アニメでなぜバストトップをここまで描かなくなったのか？そこには大本営的な動機もある。

 下の方の文の話題に戻るなら、Wikipediaの戦時にまつわるあらゆるwiki文章ですら、当時の大本営発表や公文書のまとめで、いつも大本営的な内容が上に来て、真相は下に書かれる。で、大衆は大概上しか見ない。(だからblogspotの偽ブログの偽見出しにみんな騙されてたわけだが)

  つまり当時の公文書なんて本当に事実が書かれているかどうかわからない。そこが見抜けているかいないかは本当に大きいし、古い公文書なんて出す出さないで今でも情報コントロールや印象コントロールに使われる位だから。

 (つまり、ボクの近所に住んでた600人大隊の生き残りの読売新聞本社経理のおじさんの話や、高校の平和授業で聞いた日本人慰安婦と朝鮮人慰安婦の通訳の在日おばあさんの話や、沖縄のハルモニの話題やRAA慰安婦の話題を、ネトウヨがつぶしたがるのは、つまり沖縄などの基地開発の障害、日本の軍国化の障害につながるなどと、彼らが勝手に思い込んでいるからなんだが。)

  それはあらゆるテレビ新聞やマスコミや雑誌や作品群(ポリコレなんてまさにそれ)やネットによる交流を、やさしい大本営化による虚構虚妄化に、してしまってきた、という事だ。オタク関係であのアイテムがあったなかったまでそうなのだ。

  少なくとも政治問題や社会問題事件問題などなら、公的報道でもネット報道でも、大本営的なものがあるならそこに虚構やあえて書かないで放置されている事はないか、と鋭敏に見抜くべきだと思う。みんな出来てないけど。ボクでもたまに気づかずにいる時はある。( ～3:50 つづく)

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