ていうか、隙あらば自分語りの56歳無職なんだが！

 2024/01/06 07:34

津波が観測できなかったわけ2と救助意欲問題

 能登半島地震の津波が観測できなかった理由が、津波の一波があまりに早かった事以外に、石川県珠洲市の津波観測点が水面から異常に隆起してしまい、津浪が測れなかった、という、、、あまりに予想外な理由だったらしい。あまりといえばあんまりだ。で、NHKアナウンサーの大声での注意喚起はやっぱり正しかったのだ、という話になっている。

  反面、地震で助けられた筈の建物の下敷きになった人々もいたのではないか、という考え方もあるんだが、本当に津波の来る来ないは地元の人が一番解りそうな所でもあり、逆に地元の人でもわからない所でもあるから何とも言えない。それこそ地元青年団が機能していればいいんだが、近年は中々だよなぁ………

  以前、(今だから話すけど20年以上前)自宅前で、真夜中の11時半頃、左側からスピードで走ってきた5ドア車が角のガードレールにぶつかって横転事故を起こした事があって。で、自宅前で180度ひっくりかえって。

  ものすごい音がしたからみんな10人20人25人と出てきて、油も一杯漏れてくるし煙も出てくるのに、車は逆さぺしゃんこでフロント大破のぐしゃぐしゃで、両脇のドアがつぶれてしまって、運転していた奥さんもパニックになってるから出れないんだよね。で、誰もどん引いちゃって怖くて助けられない。

  で、近所の人に電話で119するように声をかけたらもうかけてるっていうから、ボクが自分で後部ドア開けて、後ろのドアの窓バシャバシャ踏みながら逆さの車に踏み込んで(どうせ窓ガラス全部割れてる)、後ろのシートを倒して向こうにも倒させて、奥さんを後ろから引っ張り出して、何とか助けて、3～4分くらいで消防と救急がきて、油が出てるから炎上するかもっていったら、油の不活性化液をブシューとかけてくれて、爆発炎上にはならなかった。どうももともと漏れてたのは、不燃性オイルか何かだったみたいで、なーんだ、と。で色々現場検証に聞かれたり大変だった記憶がある。まぁ近所の人々は覚えてる事だけど。

  まぁ実際そんなの運に過ぎず、漏れてたのが可燃オイルやガソリンで爆発してたら火だるまか散った破片で大ケガとかヤバかったんだろうけど(実際みんな8mは遠巻きに見てたから)、翌日助けた奥さんと旦那さんがお礼に来た時に言ってきたのが、「あの、この事故で私を救助した事、ネットに書いたり言わないで下さい、娘が学校でいじめられるので」だって。塾の迎えに行く途中だったそうで、いや、言わないけど内心酷いと思ったよ(笑)。(実際何年もネットに書かなかったが(その娘さんは中学だったらしいので、卒業してかなり経つくらいまでは言ってない))

  だからボクはそういう自分を省みない事故救助はもうしない事に決めてる。あの時だけで十分。でもその時にきちんと感謝されたり地元で感謝状とかもらえてれば、そういうのまた頑張ろうと思うのかも知れないけど。でもそれは無しだった。(まぁそういう意味では感謝状フイの人生なんだよな。こないだも人のいない地元駅の電車の券売機でとっとと改札に走り込んだ前の若者が返金口に9000円か8000円くらいお札忘れてて、改札内まで追いかけて渡したけど、渡した時に「あ、どもっす」で終わりだしなぁ。泣けてくる。)

  ↑ 警察消防救急や医者は人を助ける事で給料もらって生きてるわけだから救助当たり前だけど、一般はお金もらえないわけだから、助けるのが当たり前ではない。大方、巻き添えは自己責任だと笑うだけでしょ？どうせ。

  つまり、年寄りでも大人でも誰でも、若い誰かに何かをしてもらった時に、その人にきちんと感謝しているか？ってのが、災害時に地元の若い人々が心から協力するかどうかのモチベーション＝意欲そのものになるならない、の違いになるんだよね。助けるべきだから助けるというだけの教育理由だけでは、人が動く理由にはなりづらい。自分の体かかってたら当然でしょ。身内がいるなら自分だけの身体でもない。

  事故や災害で命を助けてもらったら助けてくれた人にちゃんと感謝する、一番大事な事だと思います。

 それができてない気質の地域では、結果に出たりする、かもしれない。まぁ大きな災害なら人は死ぬが。

 ( 身内が近くにいないで遠距離なら、誰にも助けてもらえないのが普通かもしれないという覚悟はすべきかもね。)

  

 で、ボクはそれをろくにされた事がない人生だから、今後も人を助ける助けないはその場でノリで判断すると思います。仕事で金もらえる事でもないし、仕事でも助けない奴らもいるくらいだからね。

  (たぶん人命救助や事件解決協力で感謝状を渡す渡さないも、見た目や職でこの国は決めてる所あるよね………か、下等種国家………(笑))

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