ていうか、死体蹴りして楽しむ56歳無職なんだが!
2024/02/05 16:39
だからさ
だからさ、ボクは芦原妃名子さんのコミックは元々ブレッド&バター少ししか持ってなかったけど、最近は読んでなかったって人でも、漫画はすごくファンでずっと前から読んでるって人でも、基本的にテレビドラマは全く見ない、漫画しか見ないって人はかなりいるわけで!
彼女の描いていた漫画の単行本が出るのを毎巻毎作、本気で楽しみにしていた人にとっては、興味もないテレビドラマのために彼女が死んだ事にしかならないんだよ。
漫画楽しみに読んでたのに、幸せにさせてもらっていたのに、突然ドラマ業界やテレビ局に彼女が追い詰められて死んだって事にしかならない。
漫画しか読まない人なんていくらでもいるんだから。
で、なんか色々腹が立ってくる事は、彼女ほど繊細でも何でもないのに、脚本家でも漫画家でも色々言ってるのがめっちゃ腹立つわけだよね。いや、一面の気持ちは解ってるんだろう、とは思うよ。でもね。
例えば登場人物の人死に出しまくって視聴率稼いでる脚本家とかさ、、、歴史上の人物改変解釈しまくる脚本家とかさ、、、漫画家でもそうなんだけど。
そういう人々はそういうのにしっかり順応できてるじゃないか。
権利問題を言ってるのかもしれないけど、それは権利があるから、ってだけじゃん。カットされた大事なシーンは、彼女がその作品を描きたかった動機のシーンだったかもしれないし。つまり彼女は自分の作家性のコア(核心、心の核)を否定されたと思ってしまったのかもしれないわけだよね。
それでも最後まで彼女はドラマ脚本まで書いて努力したわけだけど。
まぁ自分もヒーローものでは割と作品内で人殺すかもだけど、「こういう人は生きているべきだ」と思うような善良な人を作品内で殺す事にはかなり抵抗あるんだよね。ひどい目に会う事はあってもボクの書く話では善良な人は死なない事が多い。
でも業界ってのは基本的に「こういう善良で純粋でまっとうな人」を殺すようなドラマやアニメや漫画が多いでしょ?かわいそう→悲劇→視聴率。大嫌いだねそういうのは。
で、そういうのをこの漫画家さんは全くしない人で、その分逆に生きる事と人の生かし方にこだわっていた。「これこれこういう人でも救われ報われる物語を描きたい」から、そのキャラクターの「これこれこういう」を変えられたくなかった、って事だ。
それはテレビ局の頑固おやじたちやドラマ班に、豊潤な作品のフルコース並べたところで、ちゃぶ台がえされたようなものだから。ボクも漫画じゃないけど何度もそういう経験があります。
(で、拒否してきながら、つまみ食いされるから納得行かなくなるんだよね……)
つまり、そこまで繊細に自分自身の作品作ってるかどうか?を、脚本家や漫画家は、自身問うべきだ。
↑ 出来なくてもいいけど、そういう個性を否定しちゃいけない。
※ 脚本家叩きをしても仕方ないんだが、「こういう事が二度と起こりませんように」じゃ無く、そういう事は今後もずっと起きるべき(起きても仕方ない)と思う。
~16:53
※ちなみに自分がブレッド&バター少ししか持っていないのは、ボクが一応は男だからだ。明確に女性向けの話だったから。で、ボクはこの物語世界では埒外だなぁ、と思っただけで、こっちの心境理由でしかない。作品が面白くなかったとかではありません。 16:59
※ いまサジェストで、三宅香帆って方のnoteのブログが流れてきて、作品の核についての言及があって、ほんとそれ!!と思った。言葉に辿りつくの早い! 切実な追悼文だった。
むしろファンが悼みなしでいるなんて無理だと思う。 3/6 14:24
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