ていうか、僕は何の努力もしない56歳無職なんだが!
2024/02/18 02:21
熊本・令和のトキワ荘見たんだが
外国の漫画家志望者たちが、日本でがんばって漫画家をめざしている様子の紹介ドキュメントがEテレであったので見てみた。頑張ってるなぁ。
ていうか、今時の子達は作画がかなりパソコン上なんだなぁ。今さらだけど。
ペン線や鉛筆線のキャラ画、もっと描かしてみては、とか思ったけど。
将来が楽しみ。で、こういう番組でよく思うのは、編集者のいう通り改変したって、読者の心を打つ良い漫画になるとは限らないんだが、、、って事。編集者にもうーん、って、所が。
宇宙人話が出ているのは、彼ら彼女らが異邦人=英語でいうエイリアンだからで、エイリアンとしての心境を理解して欲しいというテーマなのだから。例えば顔の見えない地球人の宇宙飛行士の顔は、ボクは見えない方がいいと思うのだが。表現をあの頃から矯正してしまうと、彼等彼女らにとってのデフォルトの正しい表現が身に付かないのでは。いや、双方ネームを見てみたい、は有りなのかも知れないが。幅が広がるし。(まぁ、漫画家になるなら色んな顔を描けなきゃならないから、若いうちは色んな顔を色んな感情を描くべきではある。それは正しい。)
ただ、その作品を描こうとした初動(初発動機)は大事、ってのは、成田先生がよく言ってたんだよね。初動を失った絵は止まっていると。彼らの絵はまだちゃんと生きている。
だから、編集者は今時の彼ら、を思うぞんぶん発揮させて、原稿に向かわせてあげて欲しいなと。まぁ確かに漫画家として編集者との考証力を持たす事も大事なんだが。
あと、なんていうか、まず、そのキャラで自分(or自分の描きたいもの)を表現できているか、表現できるか?は、ストーリーより以上に(先に)大事なんだよね。ストーリーは後でもギリ変更できるけど、キャラの見た目を後から変更するのは難しいので。
若い彼らの荒ぶる線をちゃんと伝えられる線や物語にするのが、多分編集者の愛だよね。
でも頑張ってる姿は本当に新鮮だったです。健康第一!!!!元気で頑張って欲しいなぁ、と。
※ 要は、読み手は日本の日常を忘れたくて漫画を見たりもするわけで、日本の外から来た異邦人の彼ら彼女らのものの見方や考え方はそれだけで漫画家としての武器なので、そこを矯正しない方がいいのではと思った。日本に染まるのは準々でいい気がしたし。まマンガのメソッドはどんどん教えるべきだしなぁ、と。なんにしてもチャレンジだなぁ。 11:19
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