ていうか、時間も損失も桁違いの56歳無職なんだが!
2024/02/19 07:09
H3ロケットは成功したが
20年ぶりの新型ロケット、H3ロケットは失敗の末、成功したが、これまでの時間と損失があまりにも大きい。というか、今回50億円なのが前失敗の 爆破した時の半分のコストに押さえた、って事は100億円だったわけなので、つまり官がらみにありがちな大鑑巨砲主義(アメリカほどではないが)、というか設計問題の多いままの見切り発射で、過去にとんでもない無駄を出しているわけで。
で、とんでもない無駄をしてきてしまった分、ここ読んでる人は解ってると思うが、国産ロケット、しかも使い捨て(………)である以上、その鋼材など原材料自体を買うのに金がかかり、それら材料は海外から買うので、結局円安では異常な吸い取りが発生する。また、宇宙ビジネスに使うという事は、海外で作られた衛星を宇宙の定位置に持っていったりを請け負う事で、ロケット製造と発射費用をまかなうわけだが。、、、つまりこれまでの無駄の分の回収をいつできるのか?って事なわけである。
つまり、今後失敗すれば、海外の「宇宙産業に希望を持つ人々が多くの人員で丹精込めて巨額の資金を投じて作り出した衛星」を何の成果もなく日本の責任で宇宙のチリにする事になるわけで、その場合の他国の宇宙開発途上国企業に与えるダメージは計り知れない。そのリスクも考えずに大喜びしていないか?って事である。失敗しても保険がある?保証金を他国に支払える?ベンチャーリスクそのものだ。というか、安くて正確じゃないと使ってもらえない。そう考えると実績が無さすぎるので、まだ何回か飛ばさなきゃビジネスとして信用されない。
いや、例えだけど、例えば一般社会でも、保険が払われるには、保険料を払っている保険加入者が一杯いて、彼らにも負担がかかってしまうものでしょ?例えば生命保険会社だって相互会社だよ。保険構造の成り立ちに圧のかかる資産運用は、結局全うに生命保険や傷病保険に加入している加入者への出し渋りの形に変形してしまう。企業保険も一緒。
別の例えをすれば、銀行の内部システムの不始末やATM撤去による現金入金減少や投資の巨大ミスの乱発を肩代わりさせられる形で、カード利用者の締め付けが厳しくされたりして、民間や一般市民への貸し剥がしが起こってきたのと一緒。巨大な失敗は必ず今まで通り民間や一般市民にリスクを付け替えられてしまう。
というか、宇宙開発は夢ばかりではない。ロシア軍だってスターリンクを使っていて、更にスターリンク衛星を破壊できるミサイルを作っているらしい。宇宙開発は必要十分でないととんでもなく痛い目を見る。
そもそも国産宇宙ビジネスを、こんな円安状態でやる事だろうか??
いずれにしても、まだまだ日本は宇宙開発後進国だ、と自覚していないと駄目だ。他国の夢まで負える信頼性はまだ無い。一体いつそこに辿り付けるのか??
(※ というか、宇宙ロケットのブースターノズルなどの制御技術は、まんまミサイル技術で、実際最近の日本製ミサイルを長距離ミサイル製造に切り替えるって国内工場前でも、長距離ミサイル製造を中止してくれってデモが起きたりもしているわけで。(迎撃ミサイルは必要だが……)
宇宙開発でロケット利用者が、国内の民間平和利用を大事にしていても、政権がウヨ傾向だと常に種子島は狙われる可能性はある。そこは予想しつつ、、、守るにもお金かかるんだろうなぁ。全く、、、 7:45 )
※ つまり……「宇宙ロケット成功しましたね、だからミサイル技術も大丈夫でしょう、長距離ミサイル作りますので」みたいななし崩しじゃ、ひどいよ、って事なんですよ。ミサイルの上澄みが宇宙ロケット??みたいなのは嫌だなと。当たり前じゃん。
ていうか、北朝鮮には相手が宇宙開発だと言ってもミサイルだと日本は言いつづけてきたわけだしなぁ。その事実性は中身見てないから解らないし実際やばい空中点火型ミサイルも作ってるみたいだからあれだけど(ていうか日本の技術力であれが作れるかだよな。無理なら負けてるんだ)、それはつまり、日本だって同様に見なされるリスクがあるのが、宇宙ロケットだ、って事なんだよね。 11:53
ニュース系
コメント
コメントを投稿