ていうか、ファン気取りで情報が遅い56歳無職なんだが!
2024/03/29 01:28
坂本龍一氏逝去から一年。
昨日は坂本龍一氏逝去から一年だった。一周忌という言葉があるけれど他界しても忌の字が似つかわしくない方々は大勢いるし、教授もその一人だと思う。忌野氏の場合別の意味で似つかわしいわけだが。
やっぱり平和運動や反核や反原発は親友たる忌野氏のライフワークから引き継いだ事が大きかったんだろうと思う。音楽系の人々が何の疑問も持たずに反戦でいた90年代からのあの頃が懐かしい。
YMOや各種ユニット、ソロ活動や映画音楽などに加え、東京藝大出身で後には客員教授もしたり、そもそも「未来派野郎」の頃から、20世紀前半期の未来派についての研究書籍を出したり、、、いわばコンサートステージ自体が文字通りの未来派についての研究発表でセット美術込みでのパフォーマンスであったわけで、更にその少し前はフィールドウォークの曲タイトルにもあるように、路上探索学方向にも傾倒していて。起点は違うけど、アニメのパトレイバーのビジュアルなども同様の傾向だった事があり(藤原新也氏的路上探索だが)。海外現代美術とも造詣が深くナムジュンパイク氏らとも当時交流があり(アジア系だな)、、、そんな事もしながら、デモテープ特集とか、、、聞いてて楽しかったなぁ。でもなんていうか、若手の前衛音楽への傾向性などの火を消したくなかったのかな、とも思うよね。NHK-FMのサウンドストリートのあれは……YoutubeにUPしてくれてる人々いるけれど。
そんでもって、娘さんの坂本美雨さんがこの春からEテレ日曜美術館の司会になるわけで。すごいよね。巡るよね。
で、不思議な事に、一昨日は、3カ月以上キーパッド不調で音階の出せなかった自作アナログシンセが偶然やっと動かせて。やっぱり音楽もやってみなよ、って事なのかなぁ。昨日は修理を色々進めながら色々即興で鳴らしてました。
今はYMOのCD聞いてます。みんなはみんな、ボクはボクの音楽。依存しちゃいけないけど、心楽しく聞ける時に聞けるのは、素敵な事だよね。
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