ていうか、どうでもいい話しかできない56歳無職なんだが!
2024/06/03 12:12
原体験から動機を持つ人がやるべき
重要な話。割とボクは重要な話しかしないが、その中でも重要な話。
例えば新しいアイデアでも何でもそうなんだけど、発明でもアイデアでも斬新なキャラクターでも物語でもアニメ漫画などの作品でも、時代の最先端的な本当の意味で新しいモノを作り出す人々には、自分自身の経験体験から来る動機ってものがあるはずなんだよね。
ところがそういう最先端の本当の突端にいる人は認められなかったり受け入れられなかったり無視されたり、自分自身が社会の一員としてどうしても整合性を持てなかったりする。つまり切実な意見を聞いてもらえない。最悪自殺したりする人々もいる。
で、そういう時に「俺があいつの代わりに夢を叶えてやる」みたいに主張する連中がうじゃうじゃ出てくるんだが、そういう「誰かが死んだり夢を諦めた時に、俺があいつの代わりに、など言い出す連中を、軽はずみに信用しちゃいけないよ」って事は、ボクは強く主張する。
というかそもそも、元のブレイクスルーをしようとした人が往々にして一番、才能も熱意も実力もあるものなのだ。それを見た人がその真似をしても、オリジナルの動機性や普遍性にはなかなか勝てない。みんなで作った漫画のドラマ化アニメ化は、作品が良くなって見えても、少なくとも原作者の方針とはズレる。
つまり「動機者」としての製作だからオリジナリティが認められたりもする。
「ブルーピリオド」15巻で八雲が死んだ真田さんの回顧展会場で「生きてるうちに買ってやれよ!!」という意見を言っているが、全くその通りであって。まぁ八雲がその後ギャラリーオーナーに殴られたりするシーンがあったので、あ、原作者も所詮は業界人だしなとは思ったが、ラストで八雲が最優秀賞取れてたので許す。
それでもアート界漫画として真摯でまともだなと思ったのは、真田がやり残した事を代わりに、、とかが全く無かった事だ。例えば死んだ漫画家のシリーズを継いでシリーズ続行とかアニメ特撮業界には多いけど、ボクはそういうのほぼ否定派なので。途中で絶筆なら、それはそれでいいと思うんだよね、、、
で、八雲も桃代も自分自身の視点で作品作るでしょ。八虎は自分自身から見た2回生仲間の内面をくるんで書くので、仮にあの受賞した後頭部作品の講評求められても「で君は?」「話聞いただけです」な講評しかできない。それは極めて危うい作品性(ぶっちゃけ弱い)でしかないんだが、でもとりあえず死んだ真田さんから奪って表現するとかそういうのでは無いし、オマージュなんて誰も描いてないじゃん?そこだよね、ブルピリを信頼できると思ったのは、、、
新しい事というのは、原体験から動機があるからこそ、それが体系性や動機に対する強い意味合い、、、ブレイクスルーする意義は伝播しやすい、ちゃんとまともに社会に認められやすい、というのがある。
だから、もう一度言うけど、アイデアやエポックメイキングやブレイクスルーは、最初にそれを原体験や動機があって考え出した人にそれをやらせて、周囲はそれを応援するのが、本来は、健全だ、って事である。誰かが脇から奪いとっちゃいけない。そこには動機が無いからだ。
そういう意味ではボクは最近の自分のキャラを自分が一番早かったと思えるディテール表現で描いているし、その辺はお話など色々もう少し徹底的にしようと思っているけれど。個人作家だから、一人でやってきますが。
あ、あとブルーピリオド祝連載再開!!山口つばささんご出産おめでとうございます(^^)。育児と執筆両立頑張ってください。女性漫画家みんなそうだ
けど。 12:26
※ていうか、「ボールルームへようこそ」がしばらく休載続いているようなので、心配。とりあえず作者さんが健康なら連載待ちはできるからいいんだけどさ、、、。 12:33
※ つまり、ブルーピリオド15巻の八雲の心情って、芦原妃名子さんを失った過去からのファンの心情や、ボクから恩師の成田亨氏周辺の特撮オタク層に対してもってた心情に、近いものがあるんだが、、「生きてるうちに~」って、成田氏の事でボクも以前書いた事があるからね、、、 6/4 1:18
個人的心情
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