ていうか、2週間前のことを今更書く愚図な56歳無職なんだが!
2024/11/10 01:17
前回のわんだふるぷりきゅあ感想
2週間前のアニメ「わんだふるぷりきゅあ」は涙腺決壊回で。今日は大爆笑回(?)らしいので、楽しみなんだけど前回感想をその前に。人間に絶滅させられたニホンオオカミの王=ガオウが久々本編に登場で、ハロウィンの最中にオオカミの仮装をしたこむぎと会うんだけど、、水分切れしてしまったこむぎに川で水を飲ませるなど優しさも見える描写。しかしそこについては他のプリキュアメンバーは理解できない。
人間と共生せざるを得ない動物側を優先するのがぷりきゅあたちだし、ニコも妥協案を探らざるをえないわけだが、ガオウにとっての人間は虐殺者であり侵略者なので双方歩み寄るのは難しい。
野生動物本来のあり方として正しいのはどう考えてもガオウ側で、ニコは(おそらくは)食物連鎖からすら自由になった動物たちの安息の場たるニコガーデン(サンリオピューロランドみたいなイメージに近い)から、人間と動物を見守り続けたいと思っているわけで、しかし実際現実には矛盾や欺瞞や人間の独善は存在するんだよね。たとえば悟くんの好きな食べ物にも公式設定で肉料理が入っている。他のメンバーもかな。深掘りはされないだろうけど。犬だってペット用のビーフジャーキーを食べるし、猫だってキャットフードを食べる。(以下、まだ物語で語られてない食物連鎖の話)
人間にも野生動物の世界にもペットの世界にも食物連鎖はあり、その悲しみを自覚的に解っているのは、おそらくこの物語では敵側ガオウ、ザクロ、トラメ三人と、ニコとメエメエだけだろう(あとは可能性として、動物写真家のまゆの父とか、言わないけど野良だったユキやこむぎ)。ガオウたちの言う破綻がそっちから来るとあまりに暗い事になるしヴィーガン全肯定テーマになってしまうわけだけど(例えば食肉目的の牛豚鶏に口をきかせるようなだと映画ベイブになってしまう)。いや、ヴィーガンはヴィーガンでいい。ボクはバーガーキングやマクドナルドのハンバーガーも食べるけど、、むやみに食べる気はないけれど、ボクが食べなくても誰かが食べる。でもとりあえずボクは牛乳製品を食べる事が多いかなあ。コンビニでベーコンチーズパンやハムチーズパン見かけたら食べるよ。賞味期限切れたら捨てられちゃうんだから、そっちの方が納得できない。
とりあえずそこまでに踏み込まず、オオカミと、飼い慣らされたオオカミ=犬であるこむぎの、動物への絶滅をめぐる物語は、ものすごくしっかりしたメインテーマだなと思っている。ニホンオオカミの絶滅は食用目的ではないからね。毛皮目的とかはあるかもしれないが、、シカだって増えすぎれば駆除されてジビエ肉にされてしまう。
でも結局は、大人と少年少女の悲しい会話みたいなものなんだが。
~1:40~48
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