ていうか、今年も成田亨にすがりつく57歳無職なんだが!
2025/01/04 12:17
新幹線大爆破
映画「新幹線大爆破」がMXテレビで2日深夜に放送されて、Xでトレンド入りしてた。もうほんと、1975年に恩師が特撮美術監督手掛けた映画が、2025年の正月深夜からバズってるのはホント感動!!ほんとその意味ではイイ時代だし、この映画って当時の名優たちオールスターキャストなわけで、演技も人間ドラマも見ごたえ充分なんだけど。
ただ、やっぱりSNS上での高倉健側爆破予告犯側の人間ドラマへの共感度が半端ないわけで、、これって時代が不幸だって事なんだよね。とりこぼされている人々や報われない人々が今は多いって事だから、そういう意味では、時代は酷くなっている。バブル期にこの映画をビデオで観た人々には、高倉健演じる沖田や仲間たちに共感できる人は少なかったと思うんだよね。今は共感者が半端ない数になっている。それは時代が追い付いたの一言じゃ済まない部分があるんだよね。ものすごい問題提起なんだわ、大資本主義と加速社会に浮かれる人々が寝首をかかれるべくしてかかれそうになる、というこのテーマは。
ていうかこの上映当時の国鉄(現JR)からの上映差し止め希望についての新聞記事今でも覚えてるよね。当時は小2でまぁ国鉄の言い分も解るなぁ、というか、ボクの住んでた北浦和の社宅のどまん前が国鉄の社宅で(随分長いこと建物あったが今はさすがにない)、クラスの友達が住んでたので国鉄の子の気持ちも思うとなぁ、と。新幹線0系は昔から大好きだからね!!、、、まさか後々自分が成田先生の美術教室に通う事になろうとは当時は知るよしも無かったが。
(ていうか感想何度も書いてきたから今回書く気無かったけどやっぱり書いてるな、、)
ていうか、成田先生夫妻は本当に高倉健大好きだったよなぁ、「高倉健はイイ男だったのォ!!」とか鬼の作業中にもね、言ってたんで。ていうか沖田というキャラクターのバックボーンにもかなり共感していたんじゃなかろうか、とか思う。
成田先生ってウルトラマンではヒーロー怪獣の根底から作家としてデザイン作り上げる反面、一般映画の特撮では職人として特撮美術やってたけど、作品の深い所は理解した上で職人に徹してた人なので、映画作品自体のメンタルに感情移入してないわけでは無いんだよね。すごい冷徹なアプローチではあるんだが。
というか、新幹線大爆破についてはそういうの超えてる部分がある。新幹線と沿線の再現、、ラストの並走時ライティングが気になるくらいで、ほとんどどこが特撮か解らない凄さなんだよなー、、(いや解らなきゃ駄目なんだけどさ、虚心坦懐な視点で観ないとだよ、こういう特撮は)
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