ていうか、なんでも室外機に置く57歳無職なんだが!
2025/02/16 04:05
シティモニカは良い短編集
1983年のテクノファンタジー短編集「シティモニカ」(^^)。かづさひろし氏著。
表題作は女性型アンドロイド、モニカと、生まれつきの免疫不全の少年、聖也くんを描いた短編(82年)。どの話もなんだけど、ヒューマニズムとハートがあってすごく良い作品集だったりする。おすすめ。この頃の東京三世社は挑戦的作品集連発して、しっかりしてたよね。
自分の場合中学頃からベルメール人形に興味があったり、母がビン人形教室に通っていたのでスキンヘッドの人形から良く見ていたので、感情移入しやすかったんだと思う。
モニカと少年の交流も素敵なんだけど、メカ同士、ロボット(土木的労働向けも含めて)同士でも言語で会話しているんだけど、人間は知らない、という設定。しかも本当に良心的でマザーコンピューターも含め、一種信仰に近い関係性まで成立させている。当時もなんか共感したんだけど、AIがスパコンとネットですごい進化を遂げている現代、この物語は先進的だ。他の作品も先進的。
というか、少年とお姉さん的アンドロイド(最近ではちゃんとガイノイドと言われるが)が一緒に行動する構図や、おでこにこういうのがある構図を見ると、特にモニカが規則を破るとか、廃棄を免れるが記憶を、、、など、ラストシーンなどSFとハートフルが一体化している。
某FSSのファテ●マと少年少女がらみの物語には、特にヨ●ンとバ●シャの物語にはかなり影響与えてるんだろうなと思うんだが、、、いやー、ヨ●ンってかなりひどい目に合ってるからなぁ。物語的にはFSSはあからさまに悪意というか要らん毒含む時があるからね、、、。いや、良い話だとはFSS作者も思ってるんだろうけど、あの人昔から子供(キャラ)にはきついからね、、、(はぁ…)
いや、FSS作者氏がこないだ大阪の個展会場でトークしたらしいから、かづさ氏の事話題に出したりしたかなとか、ふっと思ったんだよね。あの人はそういう影響有無については口に出さないか(笑;)。松本零士氏とかなら同人誌でアルカデ●アン京都やってたから話に出てたかもしれないが。
(そういえばボクの原稿が同人誌に載った最初は、、、実は載ったかどうか解らないのだが、、、小6の大阪への転校後にバレンタインチョコくれたアニメ漫画好きの女子3人がいてその子達はもう同人参加していて、原稿書かされたんだけど、今見たいアニメ映画を列記するだけの文だったから没ったかも知れないし、載ったかどうか同人誌見てもいないので。まぁボクは模写はかーなり上手かったけど、オリジナル漫画は当時「タマゴちゃん」とかだからなぁ、、)
かづさ氏は関東から距離をおいて関西拠点中心に出版やデザイン事務所など関連の仕事をしながら、漫画家活動を今でもしているらしい(ネットで検索を)。色々思う所あったんだろうなぁ。この作品集のハートフルさ見るとやっぱりすごい漫画家さんだなぁ、と思う。関西や西日本はあちらで活性化して、色々な作品をこれからも作り続けて欲しいよね。それぞれの地元が活性化して、みんな成長していくのは素晴らしい事だと思うんだ。
ちなみに、この「シティモニカ」でアシスタントテロップにある「Mr.YAGI」氏って、ボクのいた桃山学院高校漫画研究部で二学年上の副部長の八木猛先輩(一学年上のT松先輩のブログによれば十年前に他界)のいとこ氏だそうです(当時先輩部員に聞いた)。OB副部長の八木氏はすごい知識派の人だった記憶がある(会えたのほぼ1年の1学期だけだったが。大学受験で。痩せててでもほんと面倒見良さそうな先輩だった)。というか、知性ならオタ●ングにも負けないんだけど、逆に凄まじい正義感の良識の徒だったよね、八木先輩。
今にして思うと不思議な繋がりだよね、、、。ていうかシティモニカを好きになってからその事を聞いたんだよね。この作品集は、割と当時のSF漫画ファンたちに影響があったと思います。
~ 4:50~5:01
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ちなみにボクの、、桃山学院高校漫研に入って始めてペンとインクで描いたキャラは女性型アンドロイド画。「ベルダンディとマジンティス」。 MIC17号掲載。1983年5月の絵。(下)
タイトルは、、高1文化祭掲示時には書いてたんだっけ?部員の人は「ベルダンディ」だ、と知ってはいたんだが。
以下画像は、、昨年中に正面設定画描き直してNectaful-ααα公式にアップしてたんだが、色塗りしようかと思ってそのまま放置していた。設定は一応あり、このキャラが元になって実はアンジェルμが生まれている。デッサンが変わっただけでデザインは95%高1当時のままです。(※ 13:32~56補記 この髪型は翌年のエルガ●ムのポセイ●ルや後のアマテ●スより早い(笑)。ていうか上はヘルメットなんだがアンドロイドなのでアウトライン自体で髪型になってる(ビューナスAやマンナッカーと同じ。実際エルガ●ム版ファテ●マもビューナスを人毛化したような頭ではある。、、しめきりは部誌締め切りではなく部室で描いていたので描いてた当日の部室にカギかける締め切りの事。ていうかユングフロ●トにも近いと思ったがハマ●ンにも近いか。この後どっと出るんだよなー、、)
ベルダンディ・プロテスター。銀河系開拓惑星において、各職業につく人々がCalling(天職)につけるよう導くガイノイド(ボクの造語では「ガイドノイド」に属する)。その基準はキリスト教におけるプロテスタント思想に基づく。(行動原理などの設定は高1時から変わってないですね。、、でも書かないかも。自分自身がフリーなので、職業斡旋系に近いネタは描くと悲しくなるなと思って今までも描かなかったので。まぁイラストに出てくるかもしれないが。ていうか右の原稿、正面化するとこの形にしかならないので念の為!!
、、、というかシティモニカの方がハートフルなのでは。バウンティハンターデザインだとテーマから外れるよね、、、などと、当時も思ってMICでは漫画化せずに今に至る。画像化右のイラスト原稿はNectaful-ααα過去作品ページの破損原稿並べた画像にもちらっと映ってたはず)
~5:49~6:09~13:45
かずさ氏は今こそシティモニカ描いたらいいと思います。(^^) 12:04
~13:34
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※ いや、ベルダンディって女神自体は009エッダ編を小学のピアノ教室で読んだ時からかなり意識していて、アンドロイドキャラになったのもエッダ編が理由ではあるんだが、ボクは普通人じゃないので何かこだわりがあったのかもね。
何にしても、「シティモニカのアシスタントは、森本の漫研先輩の従兄さんがしていた」→ だから森本はかずさ氏に影響を受けた筈だ、、ってのは、もちろんたくさん作品は読んできてるけど、良い作品だから記憶には残るよね、当然。無理に忘れるとかしないでしょ普通。 17:50
※ かづさひろし氏、です。かずさ氏じゃない。後書き読んで解ってるはずなのに打ち間違えたので訂正(サジェストのせい?)。絶対八木先輩に突っ込み入れられる案件(^^);
18:52
※ ボクはロングヘアもちゃんと好きなので念の為!!無理にスキンヘッドやベリショートにしなくていいです!!(慌)。 19:21
※ なんかstyleタグってhtml直打ちする時邪魔かも、、 2/17 5:46
※ というか、MIC掲載のベルダンディ絵は83年5月なんだが、、、シティモニカは初掲載が1982年の少年キング増刊エイリアン掲載で、ボクがエイリアン誌を読んでたかどうか思い出せない。1982年のパート1は単行本化されてないかもしれない。国会図書館にあるかな。単行本は書き下ろしらしく発売は1983年7月頃なので、エイリアン誌をボクが見てなければ単行本分が初見って事になる。 同 9:58
※ 前も書いたけど、ボクは高2の文化祭以来元部員の人々とはT松先輩も含めてほとんど会ってないので念の為。活動カテゴリーが違うと会わないよね、、、 12:18
一般作品の感想
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