ていうか、深夜アニメ観て爆睡してた57歳無職なんだが!

 2025/03/30 11:44

魔法つかいプリキュア2最終回。

 アニメ「魔法つかいプリキュア2 mirai days」が最終回だった。テーマ的にはかなり共感する話だったんだが、ヒロインのプリキュアたちにも今回の敵だった青年(少年)にも共感できてしまった話だったので、なかなか感想は書きづらい話だったんだよね。


 


 実際あの青年だってああならざるを得ない苦しみや辛さはあったわけで、ぶっちゃけヒロインたちでも誰でもちゃんと彼を愛してくれるとか救いあげられる女の子がいればああはならなかった可能性が高いんだけど。、、でも、現代の病理として、つまり精神的に辛い思いをしている異性を女子が愛情で助けるという事を無碍に否定するじゃない?でもそういう時代特有の意識が何故か否定はされないでしょう。否定されなきゃそういう時代はずっと続く。


 


 本来はそれしかないんだけど(だって心理療法士やケアラーや宗教に相談するなんて、ほんと健全じゃないし本来の救われ方でもないでしょ。それは人としても生物としても本来のあり方ではない)、でもこの話ってプリキュアたちがほぼ百合じゃん?あじゃぱー。


 


 つくづく思うのは、彼を救うにはプリキュアではない第三者の異性が必要だったんだよな、と。叱るではなく認めて抱きしめる異性がいれば逆にその異性のために彼がある程度自制する展開もあったかもしれない。でもそれが物語的にない。そうだとするとこういう風に他界した母親と一緒にいる救われ方しかないんだろう。それはリアリティーとしては破綻している。(それは現代の人間たちの意識がとっくに破綻しているからだよね。)単純に彼を救う事が初手から諦められているからで、そこに根底の問題があるが、、そういう話じゃないのだ。この物語は所詮は彼女たち本意の話なので。だから彼はああなるしかなかった。


 (※ というかそもそも彼はこの「魔法つかいプリキュア」のプリキュアたちが救えるキャラじゃない。要はこのプリキュアたちの能力的な問題でもあるけど、火災や事故からなら救えても彼のケースでは救えないのは、つまりは能力的に違うって事なんだよ)


 


  、、、つまり魔法つかいプリキュアのプリキュアたちが百合である以上、彼は物語構造的に救われる事はないし。いや、未来未来と言ってるがプリキュアたちも男子と恋愛できなきゃ子供生めないわけじゃん(笑)?


 つまりどちらもこれまでの人間関係の延長としての時間が流れるだけで、ある意味それが「魔」法に魅入られた物語だなと思いながら見ていた。


 客観的に、プリキュアの彼女たちが子供を生み育てるという意味での未来は、つまりもうありえないんだよね。彼女たちが自身の百合属性を断ち切らない限り。(それはボクと同世代の女子たちが結婚せずにそうなっちゃってるからそう言える。百合属性を続けてる女子たちは結婚しないか結婚しても別れてる。仮面夫婦とか。)


 というか、そもそも魔法という伝統に縛られた魔力自体が、つまりはエンシェントなもので過去由来のもので、プリキュアたちもつまりはその世界にずっと意識はとらわれたままで、しかしそれに疑問ももたずそのまま生き続けていくわけだから。意識が変わらないなら結果も変わらない。オタクや腐女子にも言える事だよね。


 どのプリキュアシリーズにも言える事だけど。プリキュアを生きるためにシリーズ続けるスタッフたちも一緒なんだよね。正しくても間違っててもシリーズを続ける、的な。


 


 だから一種、これはそういう彼女たちをスタッフやファンが肯定してみる、といった実験じみた話なんだ。この物語は。だって最初から正しい解決法はない(^▽^) 


 それはきっとエンシェントなアニメという魔法業に携わりながらスタッフたちも解っている事で、だから夢の中の物語みたいに最終回が終わっていったのかな、と思いました。


 楽しい物語のような毎日が魔法のように続いて欲しい、誰でもそう思うよね。、、、幸せの永続がかなうかかなわないかはわからなくても、とりあえず今そう思うのは彼女たちの自由なのかもしれない。


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