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 2025/04/21 19:01

フランシスコ教皇、天国へ

 ローマ バチカン市国の、フランシスコ教皇が天国へ。88歳、、もっと長生きされて欲しかった。


 2019年、ローマ法王としては久しぶりに日本に来日をされた。あの頃世界はまだ今より平和的に見えた気がする。世界で初めて戦争で核が使われた広島と長崎とを訪れても下さったし。日本のキリスト教徒とも交流してくれた。人口の1%とはいえ日本にもキリスト教徒は大勢いる。できればプロテスタントの人々とも交流して欲しかったが、カトリックという歴史的伝統あるなかで苦しい中で活動しているからこそ、その伝統からくる軋轢に共感する世界の人々も多いのだろう。


 アルゼンチン出身のローマ法王で、南半期出身のローマ法王としては初。それが世界に広がるキリスト教の人々に様々な意味で希望を与えていたと思う。アルゼンチンって、母をたずねて三千里の、マルコが旅をしたみたいな、ああいう国で、ああいう風に南米に渡った人々の子孫の方って事だよね。けして豊かではない、現地で苦労をしていた方々の子孫という事。あの土地の子供の一人であった方で、ああいう世界に渡った人々の宗教的な意味での子孫でもあった方。


 そういう方がカトリックのバチカンの教皇になるというのは、つまり神様が南半球の人々を見捨てていない、民族差別を絶対に良しとしない、というような気持ちを持って、南半球の人類が頑張れる、、希望やモチベーションになっていたわけだよね。


 


 ある意味で、だからこそ、ウクライナ進攻やガザ進攻やミャンマーの軍事政権による迫害があっても、南米やアフリカやオーストラリアや東南アジアは鎮静なのだと思う。鎮静で冷静なのは、全てキリスト教が健全に機能している地域だよね。第三国家群だとしても、そういう国々はSDGsが必要な中でも耐えて聡明でいる。キリスト教、、カトリックだけでなくプロテスタントもなんだが、キリスト教がちゃんと機能している地域は平和を維持する心が強い。


 


 しかも常にフランシスコ教皇はより人々を救うためにカトリックとしての考え方やマインドやスタンスを刷新し続けていた。LGBTQ+への差別もなんとか刷新しようとした。常に人権擁護的で人間愛人類愛の側に立ち続けていた。


 晩年のウクライナ対ロシア、ガザ地区対イスラエル、ミャンマーやシリア、進攻の暴力に対しても弾圧に対しても、本当に、過去の宗教的な歴史や肩入れ方に関係なく、正しい主張を重ねに重ねた。平和と愛を真に願い希求する、立派なローマ教皇だったと思います。天国で人々を見守って欲しいよね。


 


 (「フランシスコ教皇さまへ」ってドンボスコ社の絵本があるんだけど、それを読むと世界の子供たちの素朴な質問に答えるそのこたえかたで、教皇の考え方がなんとなく解ると思います。たぶん絵本コーナーか宗教書コーナーにあるのでは。)


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